BE:FIRST流の“王道”のあり方をストリーミング1億超えの楽曲から探る どんなテイストも中毒性高く仕上げる7人の個性
BE:FIRSTの楽曲「Mainstream」が、ストリーミング全世界累計再生回数1億回を突破した。BE:FIRSTの楽曲で総再生回数1億回を突破しているのは「Shining One」、「Bye-Good-Bye」、「Boom Boom Back」、そして「Mainstream」の4曲。2023年にリリースした「Mainstream」も彼らの代表曲の仲間入りを果たす形となった。
「Mainstream」は、「Mainstreamに乗っかるのではなくて、Mainstreamを作る存在として、自分自身を定義しこれを王道として提示する」という、BE:FIRST流の王道としての在り方を示した楽曲。そのため、楽曲全体にメンバーの意志が反映されている。YouTubeで公開されているドキュメンタリー映像「BE:FIRST Documentary / What's the "Mainstream"?? #01」の中で「僕たちにとってずっと正統派だったかっこいいものを、僕たちが表現できる側になって今の時代に持ってこれた」(SOTA)という言葉で語られていた通り、BE:FIRSTの音楽の核がわかる曲に仕上がっている。今、すでに抜群の人気を誇る彼らをより知るために、この曲を繰り返し聴いてみようと考える人も多いのではないだろうか。
そして改めて「Shining One」、「Bye-Good-Bye」、「Boom Boom Back」、「Mainstream」を聴き比べてみると、それぞれ異なる魅力を持っていることがわかる。「Shining One」は、オーディション番組『THE FIRST』(日本テレビ系/Hulu)の最終審査の課題曲として披露されたプレデュー曲。つまり、BE:FIRSTの原点とも言える楽曲だ。☆Taku Takahashiらによるトラック、SKY-HIも制作に参加したリリックで構成されており、BE:FIRSTの希望あふれる未来を表現したダンスナンバーで、聴いていてワクワクしてくる。そして今、楽曲を聴き返したり、MVを見返してみると、フレッシュながらも高いスキルを持っている7人であることがわかり、時を経ても何度も聴きたくなる。