大園玲＆中嶋優月が見据える大きな変化とグループの未来 「いい意味で裏切っていくことが“櫻坂46らしさ”」
諦めたくない自分を曲に重ねた「Nothing special」
──続いて、中嶋さんがセンターを務めるBACKS楽曲「Nothing special」について。最初にこの曲を聴いたときの印象は？
中嶋：正直、最初は少し暗い内容だなと思いました。
大園：ゆーづが明るいからね（笑）。
中嶋：ふふふ。もちろん捉え方は人それぞれなんでしょうけど……諦めとか楽観的にもいろいろ種類があると思うんですけど、私は前向きと言われる中でも諦めた先の前向きなタイプというか。
大園：一周した前向きなんだ。
中嶋：そうです。ポジティブな性格っていうよりは、現実的に見て何か悟っているというか。そういう意味もあって、この曲に対して共感することができたんです。
──無理に希望に繋げるというよりは、最終的には聴いた人に何かを委ねるような？
中嶋：そうですね。私、〈何も起きなくたっていい Nothing specialでいい〉っていう最後の1行の意味をすごく考えて、TAKAHIRO先生ともたくさんお話ししたんです。「何も起きなくたっていい、何も特別じゃなくたっていい、君は君のままでいいんだ」っていう応援なのか、それとも諦めなのかどっちなんだろうって考えたんですけど、今は「結局どっちもなのかな」って思うようになって。私自身も「別に何か特別じゃなくていいんです。私はこんな感じでいいんです」って言葉にしつつもどこか希望を捨てきれない、そういう相反する部分があるので、言葉と心が必ずしも一致しないっていうことをこの曲で表現したいなと思ったんです。だから、ずっと大丈夫って言いながら大丈夫じゃない、平然としている自分と、それでも諦めたくない自分を曲に重ねて、それでも希望に手を伸ばしたいなっていう思いを込めてMVは撮影しました。
──なるほど。
中嶋：撮影の日、監督から伝えられたのは“能ある鷹は爪を隠す”っていう言葉だったんです。諦めている自分がいるんだけど、でも時が訪れるのを待っている自分もいて、実際にその瞬間がきたときにみんなでその隠れた才能を発揮させて、希望を掴みにいくという。全体的に平然とした顔をしているんだけど、その奥底に熱い思いを抱えた曲だとも思うので、そういう部分がMVには強く表れていると思います。
──このシングルのほか、春には2ndアルバムのリリース、4月末からは8月まで続く大規模な全国ツアーも控えています。さらに、3月には本シングルを携えた『BACKS LIVE!!』や、小池美波さんの卒業セレモニーを含む『Buddies感謝祭 2025』と活動が目白押しです。最後の一期生である小池さんが卒業し、さらには四期生の加入も控えており、ここからグループにとって大きな変化のタイミングになるかと思います。お二人はここから櫻坂46の未来をどのように作っていきたいですか？
大園：自分にとって、みいさん（小池）が卒業されるのはすごく大きくて。いろんな気持ちを知っていらっしゃる方だったので、私もみいさんに話すことで解消できていたことがたくさんありました。これからは自分の問題は自分で解決していかなくちゃいけないし、今後は二期生が一番上の期という立場なので、強い先輩になれるよう周りの皆さんから力をお借りしつつも、後輩に頼りたいと思ってもらえるような人になりたいと思っています。
──中嶋さんはいかがですか？
中嶋：私は三期生って全員ストイックだなと思っていて、最近はそのストイックさがさらに増している気がするんです。一期生さんが全員卒業されることや後輩が入ってくることが、そういう意識にさせているのかもしれないですけど、特に今回のシングルの三期生楽曲「Nightmare症候群」のMVを撮りながら、それをすごく感じて。みんなの背中を見ながら、すごく感動しちゃったんですよ。なので、これからもそういう芯の部分を大切にしながら活動していきたいです。
──先輩にもなるわけですものね。
中嶋：そうなんですよ。以前、卒業された（齋藤）冬優花さんや上村（莉菜）さんが「三期生って、私たち一期生の最初の頃に似てるんだよね」というようなことをおっしゃっていて。それは雰囲気が似ているのか、メンバーのキャラクターが似ているのかはわからないんですけど、「三期生を見ていると懐かしい気持ちになる」とよく言われたんです。たぶん四期生は今の三期生ともまた全然違ったタイプのメンバーかもしれないし、きっとその子たちらしさみたいなものがあるはずなので、そういう部分を尊重しながら、グループとしてひとつに溶け込んでいけたらと思います。
──では、個人としては2025年をどんな1年にしたいですか？
中嶋：私はちゃんと地に足をつけた1年にしたいと思っています。グループとしていい風が吹いているとか波に乗っているとか、そういうことを言っていただけるのは嬉しいんですけど、私はそれと同時にちょっと不安みたいなものを個人的に感じているんです。たとえば毎年やらせていただいている全国ツアーや『ANNIVERSARY LIVE』は、当たり前にあると思いがちですが、そんなことは絶対になくて。そういう一つひとつのライブにありがたみを感じながら、これまで以上にもっと丁寧に向き合っていかないといけないと思うんです。それに、いつもと一緒だったらだんだん後退していくと私は思うので、しっかりと足元を見つめて活動していきたいです。
大園：私は年女だったこともあって、2024年は年明けから張り切っていろいろ目標を細かく決めたんですけど、今年のお正月は具体的に達成する目標を考えたというよりは、とにかく新しいことをいっぱいやりたいなって考えました。 もちろん、去年の目標の中でも新しいことをたくさんやると決めて、実際に実現できた1年でしたけど、毎回必ず得られるものがあったんですよ。大きなことで言うとライブだったり新しい楽曲だったり、小さなことで言うと新しい味のものを食べてみるとか、自分の中で「やってよかったな」って思うことしかなかったので、今年も引き続き新しいことをたくさんやって、いろんなことを得ていきたいなと思います。
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※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります（転売、オークション・フリマアプリ出品含む）。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。
＜締切：3月13日（木）＞
■リリース情報
11thシングル『UDAGAWA GENERATION』
2025年2月19日（水）リリース
CD購入：https://sakurazaka46.lnk.to/20250219_UDAGAWAGENERATION_PKG
【Blu-ray付き】
初回仕様限定盤 TYPE-A／SRCL-13210～13211／￥2,000（税込）
初回仕様限定盤 TYPE-B／SRCL-13212～13213／￥2,000（税込）
初回仕様限定盤 TYPE-C／SRCL-13214～13215／￥2,000（税込）
初回仕様限定盤 TYPE-D／SRCL-13216～1321／￥2,000（税込）
＜初回仕様限定盤封入特典＞
・応募特典シリアルナンバー封入
・メンバー生写真（各TYPE別25種より1枚ランダム封入）
【通常盤／CDのみ】
CD only／SRCL-13218／￥1,200（税込）
■ツアー情報
『全国ツアー2025』
2025年4月26日（土）、27日（日）愛知県・ポートメッセなごや 第1展示館
2025年5月2日（金）、3日（土）福岡県・マリンメッセ福岡 A館
2025年5月17日（土）、18日（日）広島県・広島グリーンアリーナ
2025年7月24日（木）、25日（金）、26日（土）東京都・東京ドーム
2025年8月23日（土）、24日（日）大阪府・京セラドーム大阪
■関連リンク
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