JO1・INI・DXTEEN・ME:I・IS:SUEが大集結 東京ドーム『LAPOSTA 2025』最終日を徹底レポ

 LAPONEグループ所属アーティストが集結する合同ライブ『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』が、1月31日から2月2日まで3日間にわたって東京ドームで開催された。3度目の開催となる今回、1週間にわたってLAPONEが東京ドーム付近をジャック。1月27日から29日にかけては、JO1とINIのメンバーによるプロデュースライブ『SHOW PRODUCED by MEMBERS』や、ME:I、IS:SUE、DXTEENによるファンミーティングが、2月1日には同社の崔信化(チェ・シンファ)社長によるトークイベント『LAPONE SYMPOSIUM』が行われた。さらに、全日程、東京ドーム周辺でメンバープロデュースの限定フード等も販売され、文字通りLAPONE ENTERTAINMENTを丸ごと体感できる“フェス”のような1週間となった。

 今回の『LAPOSTA』は、JO1、INI、DXTEENに、LAPONE GIRLS所属のME:IとIS:SUEも加わり、ますます層が厚くなったLAPONEを見られる機会でもあった。1月31日にはLAPONE ENTERTAINMENT同様に韓国のCJ ENMの傘下事務所であるプロダクション・WAKEONE所属のZEROBASEONE、2月1日には同じくKep1er、iznaも出演し、スペシャルなステージを見せた。本稿では、ファイナルを迎えた2月2日の模様をお届けする。

ME:I

 トップバッターを務めたのはME:I。ホットピンクのジャケットにベビーピンクのシミラー衣装を見にまとった彼女たちは、10人横一列に並び、ステージ上方から登場。「想像以上 (ME:I ver.)」で堂々と開幕を宣言し、リーダー MOMONAの「新しい時代作っていきましょうー!」との声が会場を盛り上げた。続けて、DXTEEN「Dance On Open World」、INI「Rocketeer」、IS:SUE「Breaking Thru the Line」もステージを彩り、JO1のデビュー曲「無限大」では全5グループがステージ上に集結。圧巻のダンスで『LAPOSTA』ファイナルの火蓋を切って落とした。JO1、INI、DXTEENによる『LAPOSTA』テーマソング「LOVE ALL STAR」や、1位でデビューしたMOMONAを頂点に回転式ステージで披露された、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』出身のME:IとIS:SUEによる同番組のテーマソング「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」でも、LAPONEのBOYSとGIRLSそれぞれの魅力を体感することができた。

DXTEEN

 前半はグループごとのステージが目白押し。同社のボーイズグループの末っ子・DXTEENは、リーダー・谷口太一が振付を手がけた「Handle」や、冬のラブソング「Snowin'」、グループ初のドラマ主題歌でもある最新曲「Good Vibes」を元気いっぱいに披露した。クールビューティーの名に相応しいオーラで女性をも虜にするIS:SUEは、黒地や紫の生地に金の刺繍を施した高級感ある装いで登場。デビュー曲「CONNECT」に始まり、休養中のRINの分まで3人が弾丸のようなソロダンスで場を沸かせた「THE FLASH GIRL」、会場中が息を呑んで見入った「STATIC」で、幅広い音楽性を証明した。ME:Iは、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のコンセプト評価課題曲だった「&ME」を筆頭に、デビュー曲「Click」や“ゆらゆらミラージュ”がSNSで大流行した「Hi-Five」、映画『モアナと伝説の海2』日本語版エンドソング「ビヨンド〜越えてゆこう〜」を披露。AYANEがハイトーンボイスで〈私はモアナ〉と歌い上げた瞬間、明るい光が降り注ぐようにステージを照らした。

INI

 刹那、正面スタンド近くのエンドステージ付近で悲鳴が上がる。“治安が悪い”という表現も褒め言葉になるほど満載の漢気で登場したINIは、「MORE」「TELEVISION」「DROP」とノンストップで駆け抜け、この日追加された「BOMBARDA」へ。崔社長を元にしたキャラクターの着ぐるみが乱入するハプニングもありつつ、「WMDA(Where My Drums At)」ではド派手な特効と炎がこれでもかと叫びを上げた。ここで、青衣装のINIが鏡に似た11の回転扉の前に横一列で立ち、中に入っていった瞬間、入れ替わるように真っ赤な衣装のJO1がステージに現れ観客の驚声を誘う。無機質さを引き立てるシンクロダンスと底なしの魅惑的な表情に翻弄される「ICY」は、大平祥生が「とてもJO1に合ってる曲」(※1)と語る通り、彼らの魅力をふんだんに引き出していく。11人は「Phobia」「Love seeker」「JOin us!!」でも観客とコミュニケーションを取りながら会場を盛り上げた。

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