櫻坂46メンバーも支持する隠れた名曲「TOKYO SNOW」 乃木坂46「ひと夏の長さより…」人気と重なる共通点
櫻坂46が2月19日にリリースする11枚目シングル『UDAGAWA GENERATION』の選抜フォーメーションが発表された。表題曲センターを務めるのは森田ひかる。グループは今春に2ndアルバムのリリース、さらに4月からは全国ツアーを控えている状態。ツアーには東京ドーム3DAYS、櫻坂46にとっては初となる京セラドーム大阪での2DAYS公演も含まれており、森田がナレーションを務めた「年始スペシャルCM」での宣言にあったとおり、名実ともに“櫻坂の最高地点”を目指すスケジュールとなっている。
2025年、幕開け。
今年も一年中、櫻の季節をお楽しみください🌸#櫻坂46#Sakurazaka46#IWTC4D pic.twitter.com/LObmfLOoVh
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) January 5, 2025
それは同時に10枚目シングル『I want tomorrow to come』リリース期間の終了も示している。同シングルに収録されている「TOKYO SNOW」は、MVが制作されていないにもかかわらず、ファンだけでなく、メンバーやスタッフ陣からも人気の櫻坂46にとって特異な楽曲となった。
ラジオ番組『櫻坂46の「さ」』(文化放送)でMCを務める谷口愛季が「TOKYO SNOW」を「メンバーから大人気」と紹介したほか、的野美青も「今まであまり櫻坂になかったような雰囲気の曲でかわいい」とレコメンド。乃木坂46の池田瑛紗は、自身のブログにて櫻坂46の藤吉夏鈴とのツーショットとともに、「櫻坂46さんのTOKYO SNOWを今このブログを書きながら聴いてます」「本当に東京に雪降って欲しいなあ なんて思いながら歩いてます」(※1)と綴った。昨年のクリスマスイブの12月24日には、TikTokにて「TOKYO SNOW」の楽曲を使った投稿の募集が開始。Spotifyでは、表題曲が並ぶ櫻坂46の人気曲の上位に「TOKYO SNOW」がランクイン。さらに、『COUNTDOWN JAPAN 24/25』で披露した7曲のセットリストの中に「TOKYO SNOW」が入るなど、すでにBuddies(櫻坂46ファンの呼称)の間では人気曲として定着している印象だ。
「TOKYO SNOW」は、東京に降る雪を、叶わないと知りながらも相手のことを思い続ける恋愛に重ねた切ないバラード。参加しているのは「I want tomorrow to come」の選抜メンバーで、センターを務める山下瞳月のポエトリーリーディングからスタートする。柔らかく弾むようなピアノの旋律と、時に激しくなるビートが、恋心による胸の高鳴りと相反する張り詰めた冬の空気をドラマティックに表現している。作編曲を担当したのは、水流雄一朗。櫻坂46への提供曲としては今回が初めてだが、これまでに日向坂46「Cage」、=LOVE「桜の咲く音がした」(共作)、「誰にもバレずに」などを手掛けてきた。特にこの3曲からは「TOKYO SNOW」に通ずる曲の雰囲気と記名性が感じられることだろう。