櫻坂46、『AnimeJapan 2025』アンバサダー就任は必然? 背景にある“アニメ好き”メンバーの存在

 2025年3月に開催される世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan 2025』のアンバサダーに、櫻坂46が就任した。

 2014年に第1回の開催がスタートし、今年で12回目の開催となる『AnimeJapan』。アニプレックス、 KADOKAWA、TOHO animationをはじめ、バンダイナムコグループ、DMM.comなど昨年を上回る117社の出展が決定し、13万人を超える来場者を記録した昨年を超える盛り上がりが期待されている。

🌸AnimeJapan 2025 アンバサダー 櫻坂46🌸 就任コメント✉

 公式サイトには「AnimeJapan 2025を一緒に盛り上げていくアンバサダーに、世界各国でイベントやフェスに参加するなど、ワールドワイドな活躍をみせ、そのパフォーマンスの高さや日本のアイドル文化を発信しつづける櫻坂46が就任しました!」(※1)とその就任理由が明かされている。キャプテンの松田里奈はアンバサダー就任にあたって、「AnimeJapanを通して、まだ知らないアニメの魅力を見つけたり、よりアニメへの愛を深めていきたいですし、誰かのアニメをもっと好きになるきっかけをつくりたいです!」(※2)とコメント。アニメをより多くの人に知ってもらうための架け橋として、櫻坂46に白羽の矢が立ったのだ。

 櫻坂46を知らない方からしたら、なぜ櫻坂46が任命されたのかピンとこないかもしれない。しかし、昨年はTVアニメ『ポケットモンスター』新章「レックウザ ライジング」(テレビ東京系)のエンディングテーマ「ピッカーン!」を松田と森田ひかるが担当。本楽曲は、2021年のAdo「踊」以来となるGiga、TeddyLoid、DECO*27の共同制作楽曲で、初回放送では歌唱アーティストが伏せられるというサプライズもあり、『ポケモン』ファン以外からも注目を集める形となった。

「ピッカーン!」Giga & TeddyLoid meets 松田里奈 & 森田ひかる (櫻坂46)【テレビアニメ「ポケットモンスター」エンディングテーマ】

 さらに、2023年には『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されている漫画『HUNTER×HUNTER』と櫻坂46の楽曲「Start over!」のコラボが実現。『週刊少年ジャンプ』の作品とソニーミュージックグループの所属アーティストによるコラボ企画「JUMP MV」の一環として行われたもので、櫻坂46の楽曲に乗せて、『HUNTER×HUNTER』の名シーンが描かれており、両方好きな筆者としては胸が熱くなるコラボだった。

JUMP MV /『HUNTER×HUNTER』×『Start over!』| 櫻坂46

 そして、櫻坂46には多くのアニメ好きメンバーがいることも、アンバサダーに選ばれた背景にあるだろう。森田は大の『ポケモン』大好きメンバーとしても知られており、『ポケモンの家あつまる?』(テレビ東京系)や『ポケモン』公式TikTokにも出演経験がある。櫻坂46公式YouTubeチャンネルの企画では、ポケモンセンターを訪れ、「え、待って待って」とホゲータのメガネケースに興奮する姿も。

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 さらに、同じくYouTube企画で、森田と谷口愛季がアニメ好きの聖地とも言えるアニメイト池袋本店を訪れる動画が2024年12月に公開された。『ハイキュー!!』の映画を一緒に観に行ったこともあるという、アニメ好きメンバーの2人。「アニメキャラだと長髪キャラを好きになっちゃう」「『ブルーロック』の映画は3回観に行きました」など、それぞれアニメトークに花を咲かせていく。商品の開封でテンションが上がってしまった谷口が、不思議なポーズで喜びを表現するなど、普段は見られない不思議なテンションの2人を見ることができる。森田はTVアニメ『アオのハコ』(TBS系)宣伝大使にも任命されるなど、アニメ好きアイドルとして可能性を広げていきそうだ。

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