Sexy Zoneの改名が与える影響は? WEST.、SUPER EIGHTの先例から考える

 4月1日、Sexy Zoneがグループを改名することが決定している。Sexy Zoneは、昨年6月から始まった『SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ』につづき、改名前では最後となるドームツアー『SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ in DOME』を年末に終えていた。デビューから12年以上掲げた屋号を下ろし、新たな再出発を控えた今、彼らの活躍を見守り続けたファンには特別な思いが芽生えていることだろう。

 名前が変わるという大きな節目を目の前にして、やはり気になるのは今後のグループの動向やあらゆる影響。新グループ名発表まではやる気持ちを抑えつつ、先立って改名を発表したWEST.とSUPER EIGHT、この2グループの今から、その後の影響について考えてみたいと思う。

愛着や寂しさの声に寄り添いながら再出発を誓ったWEST.

新グループ名発表します

 昨年10月18日にジャニーズWESTから新グループ名を掲げて再出発したWEST.。YouTubeチャンネルでの生配信を行い、グループの軌跡を明るく振り返りながらリアルタイムで新名称の発表を行った。

 9年もの月日をともにしてきた旧グループ名との別れに寂しさを打ち明けるファンのコメントを優しく受け止めつつ、「終わりじゃない、こっから始まりですから」と力強いコメントを残すメンバーも。

 WEST.としての時間を刻み始めてから5カ月ほど経ち、記念すべきデビュー10周年も目前に迫った。名前を変えてもその足を止めることなく、重岡大毅主演映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の主題歌「FICTION」のリリースや、神山智洋主演ドラマ『白暮のクロニクル』(WOWOW連続ドラマW-30)完成披露試写会での主題歌「FATE」パフォーマンス、そして自身初となるベストアルバム『AWARD』と、同名を冠したライブツアー『WEST. 10th Anniversary LIVE TOUR AWARD』の発表。新たなグループ名に付与された“.”が持つ無限の可能性のごとく、彼らの勢いは止まることがない。

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