Snow Man 深澤辰哉、“お茶の間担当”としての活躍に期待 番組出演で発揮される後輩力

 4月7日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)より、Snow Man・深澤辰哉が木曜日の隔週レギュラーに就任した。深澤は『ノンストップ!』ファミリーの最年少メンバーとなったが、初回放送を見ると気合が入りつつもしっかりリラックスして臨んでいたように見える。MCのバナナマン・設楽統のイジりに的確に反応しつつ、クイズで正解して鮑カレーに舌鼓を打ったり、ずん・飯尾和樹が作ったホッケの干物チャーハン「ホッケが海に帰りました」を食したり、楽しみながらコメントをしていたようだ。

 深澤にとって、『ノンストップ!』は初のレギュラーコメンテーターとして出演する番組であり、初の単独レギュラー番組でもある。だが決して硬くなってはおらず、3月22日にゲスト出演した際にもMC陣、レギュラー陣と安定のやり取りを披露し、安心して見ることができていた。また、これまで様々な番組で経験を積んできたこともあり、深澤の実力は間違いない。例えば、『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では準会員(準レギュラー)として活躍中だ。3月24日にSnow Man全員で出演した際も、深澤は有吉弘行や櫻井翔からイジられて笑いを生み、「(同番組に出演したから)ちょっと喋れるような感じになった」と感謝をしていた。もちろん有吉と櫻井の手腕も大きいが、3月10日放送回を見るとゲストの小澤征悦や伊藤英明にもイジられたり、後輩らしい動きをしたりと深澤の「先輩にイジられて可愛がられるタイプ」という一面も成長への大きな要因になっているように感じる。Snow Manでは最年長だが、滝沢秀明やA.B.C-Z・河合郁人に可愛がられていることからも、深澤はこういったポジションが合うのかもしれない。

 そんな深澤を『ノンストップ!』にオファーした理由について、同番組チーフプロデューサー・土屋健は「バラエティー番組で設楽さんと共演している姿を見たことがきっかけでした。(中略)さらに、設楽さんとの相性の良さ。グループでも時に回し役を任される深澤さんが、MCの先輩である設楽さんとどう絡んでいくのか、今から木曜のスタジオトークが楽しみです」と語っている(※1)。おそらく『バナナサンド』(TBS系)のことだと推測するが、たしかに2021年7月6日放送回は大きな話題となった。4thシングル表題曲「HELLO HELLO」のパフォーマンスでカメラに抜かれづらいと相談をし、バナナマン・日村勇紀から「静止する」という技を教わった深澤は、その後放送された各音楽番組でその技を披露していたのだ。そして、設楽とのやり取りに注目すると2人の相性の良さが出ている。設楽に度々イジられて深澤が切り返すというパターンが多かったが、その切り返しが深澤ならではだ。勢いだけでツッコんだり、切り返したりするのではなく、きちんと言葉にしているのだ。その内容も攻撃性は感じられず、深澤の人の良さが出ていたのではないだろうか。

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