Roseliaに聞く、5人の“選択”が導いた結束と成長の軌跡 現体制での再出発から最新作『Wahl』までを振り返る

Roseliaに聞く、5人の“選択”が導いた結束と成長の軌跡 現体制での再出発から最新作『Wahl』までを振り返る

 今年に入ってアニメ3期に当たる『BanG Dream! 3rd Season』が放送され、3月にはスマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』内に新たなバンド・Morfonicaが登場するなど、ますます個性豊かなバンドが集う大ガールズバンド時代としての魅力を増している『BanG Dream!』プロジェクト。中でも、Poppin’Partyらとともにシリーズのリアルライブも盛り上げてきたRoseliaが、2年ぶりの2ndアルバム『Wahl』を完成させた。

 このアルバムは、2018年を通してメンバー交代があったバンドにとって、今の5人で初めてリリースするオリジナルアルバム。現在のメンバーでリリースしてきた楽曲や新規楽曲に加えて、過去の楽曲も現メンバーのコーラスで再録され、これまでのRoseliaの歩みと、これからに向けたRoseliaの歩みとがどちらも感じられるような作品に仕上がっている。

 メンバー5人に、この2年間の歩みや、アルバムの内容について聞いた。(杉山仁)【最終ページに読者プレゼントあり】

色々なことがあったけど、何かがすごく変わったという感覚はない(工藤)

【試聴動画】Roselia 2nd Album「Wahl」(7/15発売!!)

ーーまずは2018年の1stアルバム『Anfang』リリース後から、現在までの活動を振り返ってもらえると嬉しいです。Roseliaはこの2年の間にメンバー交代を経験し、今の5人が揃うことになりました。あの当時、みなさんはどんなことを感じていましたか?

相羽あいな(以下、相羽):たとえば、中島さんが初めてステージに出た『BanG Dream! 5th☆LIVE Day2:Roselia -Ewigkeit-』(2018年5月)のときは、あの場だからこそのステージができたと思いますし、ファンの方もリアクションを返してくれたことが、すごく嬉しかったです。不安がなかったといったら嘘になるんですけど、でも、「絶対に何とかしてみせる!」という結束力も強かったステージだったのかな、と思います。

ーーバンドは人が集まって成り立つものなので、メンバーが変わると、変化することも出てきますよね。

工藤晴香(以下、工藤):ただ、ありがたいことに、私たちの場合は「キャラクターありき」で声優としてバンドをしているので、メンバーが変わっても今井リサは今井リサだし、白金燐子は白金燐子のままなんです。なので、そこまで何かが大きく変わったような感覚って、実はなかったりもして。中島さんも志崎さんも役者としてリサと燐子に大切に向き合ってくれているので、この3年で色々なことがあったとはいっても、何かがすごく変わったということはないんです。「相変わらずRoseliaのままだな」というのが、一番感じていることだったりするんですよ。

櫻川めぐ(以下、櫻川):キャラクターとしての5人も、私たち声優5人の関係性も最初から変わっていません。5人でいることが楽しくて、みんなが大好きで。演奏していても、お互いに何を考えているかがすぐに分かりますし、私が疲れていたら、みんながこっちを見て心配してくれたりもするんです(笑)。

ーー演奏で会話ができるような関係性なんですね。

櫻川:普段から当たり前のようにみんなで一緒にいますし、ステージでは成長していきたいと思っていますけど、その関係性は全然変わっていないというか。

相羽&工藤:うん、全然変わってない。

ーー中島さんと志崎さんは、はじめたばかりの頃は大変だったんじゃないですか?

中島由貴(以下、中島):でも、私たち2人が溶け込めるように、3人が空気感をつくってくださっていたんです。最初は、年齢も少し離れているので、「仲良くできるかな」と、周りの方が心配してくれていたんですけど、私たちは何も心配することなく溶け込むことができました。

櫻川:それは2人が最高だからじゃない? うちらは何もしてないよ!

工藤:それ!!

相羽:本当に何もしてないんですよ(笑)。

ーーいいチームですね(笑)。

相羽:2人は覚えなければいけない曲数も多くて、大変だったと思います。でも、日本武道館のワンマンも迫る中で必死に頑張る姿を見て、「すごいな」と思って。本当に感謝しています。

櫻川:それを見て、うちらの気持ちも高まったよね。(2018年11月、最後にバンドに加入した)のんちゃん(志崎)も、本当に死ぬ気で頑張っていたと思いますし……。

工藤:もともとメンバーが代わるときに、スタッフの方からは「すぐにライブはできないかもしれない」と言われていたんです。まずは小さいファンミーティングのようなイベントからはじめて、しばらく時間をかけてワンマンライブかな、という話になっていて。でも、2人が頑張ってくれたおかげで、すぐにライブができた感覚でした。2019年2月のTOKYO MX presents「BanG Dream! 7th☆LIVE」DAY1:Roselia「Hitze」で日本武道館に立てたのは、2人も本当にそうですし、メンバーみんなが頑張ってくれたおかげだな、と思います。

ーーRoseliaの場合は楽曲がテクニカルなので、演奏を形にするのもきっと大変ですよね。

志崎樺音(以下、志崎):でも、本当にみなさんが支えてくれて。フルメンバーでの初ライブになった日本武道館のときも、すごく緊張していたんですけど、「こんなふうに盛り上げていくんだよ」と教えてくださったり、個別にスタジオに入って教えてくださったりしたんです。そういう支えがあったからこそやって来れたんだな、と思います。

ーーみなさんで個人練習をしていたんですか?

相羽:結構やっていましたね。

櫻川:コソ練をたくさん、ね(笑)。普段はテックさんをはじめ色んな人たちがいる中でスタジオに入っているんですけど、やっぱり、全体の練習だけでは時間が足らなかったので、メンバーだけでスタジオを予約して、そのときに入れるメンバーだけで集まっていました。とは言っても、終わってから行く焼肉の時間の方が長かったんですけど……(笑)。

工藤:休憩時間にお店を予約して、「これで頑張れる!」って(笑)。

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる