Poppin’Party、Roselia、RAISE A SUILEN、Morfonica……『バンドリ!』リアルバンド4組の魅力的な音楽性

TOKYO MX presents「BanG Dream! 7th☆LIVE」 DAY3:Poppin’Party「Jumpin’ Music♪」

 アニメやアプリゲームをはじめ、様々なメディアミックスを展開する次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』。その柱のひとつが、キャラクターを演じる声優自身によるリアルライブだ。すでにリアルバンドとしても活動中の3バンドに加え、3月には第4のリアルバンド・Morfonica(モルフォニカ)も登場。5月27日には、1stシングル『Daylight -デイライト-』をリリースする。そこで本稿では、改めて各バンドの音楽面における特徴をご紹介。過去のライブ映像を出演声優とともに楽しむGW特別企画も開催されたこの機会に、それぞれの魅力を再確認・再発見していただければ幸いだ。

Poppin’Party

 プロジェクトを当初から牽引し続けるPoppin’Party(以下:ポピパ)は、とにかく王道のガールズロックを追求。キャラクター性とも相まって、特に表題曲にはハッピーさやきらめきを感じさせるポジティブなものが多い。だがそれは、単に明るさ一辺倒のものではない。彼女たちのはじまりのナンバー「Yes! BanG_Dream!」や、「キズナミュージック♪」といった楽曲に代表されるように、どこか切なさを感じさせるメロディやコード展開も散りばめられたもの。等身大の女子たちが生み出した“青春”が、彼女たちの楽曲にはあるのだ。

 その一方で、「ティアドロップス」や「イニシャル」といったシリアスな楽曲も多数存在し、いずれも人気を博している。この2つの方向性を両立させているのは、愛美(Gt/&Vo、戸山香澄役)の歌声。明るさもありながら、カッコよさを立たせたい楽曲においてはそこに鋭さを伴わせる。そのボーカルワークが、ポピパの生み出せる楽曲の幅を非常に広いものにしていると言えるだろう。

【公式ライブ映像】Poppin’Party「ティアドロップス」/BanG Dream! Second☆LIVE Starrin’ PARTY 2016!

 近年ではアニソンフェスのみならず、『COUNTDOWN JAPAN』や『阿蘇ロックフェスティバル』など、ロックバンドとして数々の大舞台にも立ったポピパ。この経験を生かした、ますますの発展・成長に期待したい。

Roselia

 第2のリアルバンドとして登場したRoseliaは、ポピパと対になるようなサウンドをコンセプトに活動。ダークさをもちつつ、例えばパイプオルガンの音色を取り入れてサウンドの神秘性を高めるなど、ゴシックな楽曲を一貫して発表し続けてきた。その集大成のひとつとして挙げるとするならば、昨年リリースされた「FIRE BIRD」だろう。始まりこそスローではあるが、相羽あいな(Vo、湊 友希那役)のフロントマンとしての凛としたセリフをきっかけに、全パートが躍動し一気に駆け抜けていく。キャラクターコンテンツ発といった色眼鏡を捨てて、良質なゴシックメタルとしてぜひ聴いてほしい1曲だ。

【試聴動画】Roselia 9th Single「FIRE BIRD」(7/24発売!!)

 その相羽の歌声は、シャープかつクールでありながら迫力も伴ったもので、バンドのコンセプトとも相性抜群。重厚なサウンドやバンドメンバーの熱いプレイにも、決して負けることはない。そのバンドメンバーのプレイは、熱さもありながらもどこか余裕さえ感じるような強者感のあるもの。体調不良に伴うメンバーチェンジといった困難も経て、第二の円熟期に入ったと言っても過言ではない彼女たちの、さらなるスケールアップに期待したい。

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