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28thシングル『108~永遠~』リリースインタビュー

Sonar Pocketが歌い続けてきた“ラブソング”の進化 「自分から出る言葉を大事に」

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 Sonar Pocketの28枚目のシングル『108~永遠〜』。表題曲は、3月31日公開の映画『honey』の主題歌として書き下ろされた。同映画は目黒あむによるマンガを原作としたラブストーリー。平野紫耀(King & Prince)演じる強面だが心はピュアな主人公・鬼瀬大雅と、平祐奈演じるヘタレでビビりな女子高生・小暮奈緒の恋模様を描く。

 2016年の秋より“第2章”を掲げ活動を続けているSonar Pocket。第2章がスタートしてから4作目のシングルとなる今作は、収録曲「108~永遠〜」「Precious」ともにラブソングに仕上がっている。2008年のデビュー曲「Promise」をはじめ、これまでも数々のラブソングを歌い継いできた彼らだが、10周年を迎える今年に発表された「108~永遠〜」には、その10年という歴史がどう表れているのか。3人に聞いた。(編集部)

「直球ど真ん中ストレートなラブソング」(ko-dai)

ーー表題曲の「108~永遠~」は公開中の映画『honey』の書き下ろし主題歌です。映画を見て、どんなことを感じましたか?

ko-dai:曲作りのために何度か見たんですが、はじめから凄いキュンキュンする、日頃、生活している中では絶対に味わえない感情があるなと思いました。主人公の鬼瀬大雅くんのピュアさや真っ直ぐさ、一途な思いを、どう楽曲に落とし込むかが大切だと思ったので、そこを意識して作っていきました。Sonar Pocketが得意としていた直球ど真ん中ストレートなラブソングで、男の子である鬼瀬くんの思いを代弁できるような曲にしたいなと。

eyeron:10代の男の子と女の子が主人公の恋愛映画の主題歌をSonar Pocketがやれることが、まず嬉しいと思いました。自分たちがずっとラブソングを書いてきたからこそ、楽曲を作る時のオーダーも「Sonar Pocketらしいものでお願いします」ということだったし。楽曲も自分たちらしさが詰まっている部分もあるし、今年デビュー10周年イヤーに入るからこそ、今のラブソングの書き方としての言葉選びもあったりするので。Sonar Pocketらしさ、ラブソングの良さを追求して作ったからこそ見えてくる部分もありました。

matty:2人も言ったように凄くキュンとするというか。僕らの年齢からすると、日常なかなか、こういう感情に触れられないじゃないですか(笑)。今回、主題歌のオファーを頂いて、携わって、曲のことを考えながらも同時に「こういう10代に戻りたいな」とも思いました。

ーー去年リリースしたシングルはすべてコライトで制作していた楽曲でした。今回も、E-girlsやAAA、SMAPなど広くポップスを手掛けてきたArmySlickさんとの共作ですね。

ko-dai

ko-dai:ArmySlickさんは以前から何度か一緒に曲を制作したことがありました。まず、トラックメーカーとして実績もありますし、スピード感も早い方で。『honey』の主題歌を作るということで、1日一緒に作業するなかで、曲の全体像が見えてきました。今回は、カップリング曲の「Precious」もArmySlickさんと一緒に作りました。

ーー2曲ともラブソングという共通点がありますね。「108~永遠~」は、どういうテーマで作っていきましたか?

ko-dai:映画のエンディングとして、いかにハッピーな気持ちで盛り上げられるかと考えました。ArmySlickさんにもエンディングを見てもらって、「頭サビのほうが良いんじゃないか」という話になりました。Sonar Pocketとして映画のエンディング曲を担当するのは、今回が3作目だったのですが(編集部注:「Promise」が映画『シャカリキ!』主題歌、「花」が映画『ひまわりと子犬の7日間』主題歌)、今までは、すでに作っていた楽曲が主題歌に選ばれてきたので、書き下ろしは初めてで。今回は「ここから映像が始まって、ここで音が落ちて」とか、秒数単位で細かく調整していきました。

ーーSonar Pocketとしてラブソングをたくさん作ってきましたが、これまでの作品とは違う手ごたえを感じている部分はありますか?

ko-dai:意外と、ここまで王道なラブソングは、意識的に避けてきたことでもあるんですよね。直球でメッセージを届けるというのは久しぶりだったので、新鮮でした。ArmySlickさんは、僕たちがグループの“第2章”を掲げてからずっと一緒にやっている方で、Sonar Pocketの新しい部分とベーシックな部分を、バランス良くシンクロさせられたと思っています。歌詞においても、ストレートではあるんですが、日本語の言葉遣いの綺麗さだったり、例えば5年前のSonar Pocketではなかった言葉の言い回しとかもあったり。

matty:僕としては、自分達のベーシックな部分は第1章で表現できてきたかなと思いつつも、やっぱりまだ出してない表現方法や引き出しが沢山あったんだと、「108~永遠~」を通して改めて確認できたと感じています。ko-daiも言いましたけど、第1章と第2章を良いバランスでブレンドできたというか。第2章では、ロングツアーだったりシングルをリリースするにあたって、色々な濃い経験をしてきて。この1年間に経験したことは、デビューから今までの中で一番濃密な時間だったと思うんですよ。ko-daiの入院をきっかけに活動休止をして、復活して武道館を2日間やる。それを経験したからこそ、原点に立ち返ることができた。もちろん映画サイドからのオーダーもありましたけど、Sonar Pocketとしての歩みをシングルとして形にできたことは、次の10年に繋がるんじゃないかと思います。

eyeron:映画の制作スタッフからも「Sonar Pocketらしいもの」というお話があったからこそ、「だったら自分から出る言葉を大事にしていこう」と思えました。「今までやってきたことのない言葉で表現しよう」というよりは、「今までやった言葉でも今それを歌うから、意味合いが変わってくる」という感覚でしたね。10年間ラブソングを歌い続けてきたからこそ、同じ言葉でも響き方とか捉え方とかも変わってくるんじゃないかと。

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