『真犯人フラグ』西島秀俊×芳根京子のタッグ完成! 劇中の不可解な点をまとめておさらい

『真犯人フラグ』第2話の謎をおさらい

 まるで『あなたの番です』(日本テレビ系)のあのメッセージのような字体で書かれた「お探しのものです」の紙とともに、冷凍された少年の遺体が亀田運輸に届けられる。第1話からかなり飛ばし気味にさまざまな動きを見せた日曜ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)。10月17日放送の第2話では、凌介(西島秀俊)と瑞穂(芳根京子)が手を組み、真帆(宮沢りえ)たちの失踪の手掛かりを探っていく姿が描かれる。終盤で明らかになる真帆たち3人の“最後の足取り”は、おそらく今後の展開のためにまず把握しておくべき基本的かつ重要な情報であろう。

 冷凍遺体は息子の篤斗(小林優仁)ではないことが判明するも、亀田運輸には警察がやってくる騒ぎとなり、すでにネット上で凌介の職場が特定されていたことも相まってカスタマーサービスに苦情電話が殺到。同僚からも厳しい視線が向けられる凌介に対し、業務への支障を避けるためには一刻も早く家族を見つける必要があると瑞穂は協力を申し出る。伝票を頼りに荷物が発送された市場を訪れる2人だったが、有力な手がかりは得られず。そんななか、冷凍された遺体が5年前から冷凍されていたものであるとわかり、生きていれば光莉(原菜乃華)と同い年ぐらいであると警察から知らされることに。

 曖昧な情報ばかりが書かれた「まとめサイト」に、職場の特定や中傷のビラといった私刑意識の強まり。さらにワイドショーで凌介について語る日野(迫田孝也)の言葉が都合よく切り取られていたり、YouTuberのぷろびん(柄本時生)が再生数を稼ぐために「亀田運輸のロゴには3つの6が隠されていて人身売買を牛耳っている組織である」という突拍子もない陰謀論を語ったりと、劇中の瑞穂の言葉を借りれば「わからないって怖い。だからそれっぽい話を作って納得したい」という、今も昔も変わらない“大衆心理”がどんどんとエスカレートしていくさまが映し出されていった今回のエピソード。

 冷凍遺体に端を発して生じた新たな謎もさることながら、今回も劇中にはいくつもの不可解な点が見受けられた。橘一星(佐野勇斗)が見ているスマホの画面や、瑞穂が聴いているテープレコーダー。屋上での凌介と瑞穂の会話を見ている人物、夜中に凌介の家の呼び鈴を鳴らした人物、猫おばさん(平田敦子)が目撃する電話ボックスの人物と意味深な影が何度も登場。もちろん事件当日に凌介に接触した謎の女性=本木(生駒里奈)の再登場も忘れてはならず、そしてドライブレコーダーの映像をゲットする作戦を瑞穂に提案された際に凌介が取り出すメモのゆくえも気になるところ。また、瑞穂がさらりと言う「課長は殺すより殺される方がしっくりきます」という言葉も妙に引っかかる台詞だ。



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