赤楚衛二×町田啓太、西島秀俊×内野聖陽 人気カップル役の再共演ブームを探る

人気カップル役の再共演ブームを探る

 「幸せのカタチ=スーパーリッチ」を追い求めるベンチャー企業の女社長・氷河衛の波乱万丈な半生を描くドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)がスタートする。

 『半沢直樹』(2020年/TBS系)や『その女、ジルバ』(東海テレビ・フジテレビ系)で“働くかっこいい女性”を体現した江口のりこが仕事とプライベートとの狭間で揺れるリアルなアラフォー女性を演じることで話題の本作だが、さらに視聴者の期待を高めるのは赤楚衛二と町田啓太の再共演だ。

赤楚衛二『SUPER RICH』(c)フジテレビ

 赤楚と町田は、“チェリまほ”の愛称で親しまれた昨年10月クールの『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)で初共演。童貞のまま30歳を迎えたことで、「触れた人の心が読める」力を手に入れた冴えない主人公・安達清を赤楚、そんな安達に密かに想いを寄せるエリートイケメンの同期・⿊沢優⼀を町田が演じた。深夜帯での放送ながら、互いの思いを最優先に少しずつ心を通わせていく二人の純度100%な恋愛ドラマを見せてくれた赤楚と町田が、約1年ぶりに顔を突き合わせることになる。

 その直前に、もう1組のカップルを演じたコンビの再共演が話題となっていた。11月3日に劇場版の公開を控える『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の西島秀俊と内野聖陽だ。“シロさん”、“ケンジ”と呼び合う同棲中の恋人同士を演じた二人は、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で再共演。他にも映画『花束みたいな恋をした』の菅田将暉と有村架純が『コントが始まる』(日本テレビ系)で再共演するなど、近年では記憶に新しいカップル役が同じ作品に出演するケースが増えている。

 こうした短期間での共演は単純にドラマの視聴率アップをもたらす。前作で強いインパクトを与えたコンビの共演とあらば、放送前から大きな注目を集めるし、作品を観てみようという一つのきっかけとなるだろう。ただ反面、特に『チェリまほ』や『きのう何食べた?』のように前作で演じたキャラクター同士の結びつきが強ければ強いほど、視聴者の期待を裏切る危険性もないとは言い切れない。実際に『SUPER RICH』で町田が演じる空は、リスペクトする衛(江口のりこ)に一目置かれる専門学生の優(赤楚衛二)を警戒するという役どころ。『チェリまほ』とは真逆とも言える関係性の二人を町田と赤楚が演じることに、発表当時は不安視する声もあった。それでもなお、彼らの役に対するリスペクトや前作で築いた二人の信頼関係に期待せずにはいられない。



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