『クリード2』来年1月11日公開決定 アポロの命を奪ったドラゴの息子が宿敵

『クリード2』公開決定

 2015年に公開された『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『クリード2』が、2019年1月11日より日本公開されることが決定した。

 『クリード チャンプを継ぐ男』は、アポロ(カール・ウェザース)の隠し子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)とロッキー(シルヴェスター・スタローン)の世代を超えた友情を描いた物語。『クリード2』では、33年前に公開された『ロッキー4/炎の友情』で、アポロの命を奪ったイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)の息子ヴィクトルが、2人に挑戦状を突きつける。

 『ロッキー4/炎の友情』で、ソ連から送り込まれたドラゴとのエキシビジョンマッチに挑んだアポロは、猛烈なパンチを浴び続け、帰らぬ人に。自分に代わって挑戦を受けたアポロを失ったロッキーは、無謀な戦いを止められなかったことを悔やみ続けた。そして、親友アポロの雪辱を果たすために戦うことを決意したロッキーは、ファイトマネーはゼロ、アウェイでの非公式試合という最悪の条件でファイトを受け入れ、モスクワの過酷な雪原で厳しいトレーニングを続ける。

『クリード2』特報

 公開された予告編は、カウンターパンチを食らったアドニスがリングに倒れ込む衝撃的なシーンで幕を開ける。場面は一転して病室へ。呼吸器をつけてベッドに横たわるアドニスを、「あなたが勝ったのよ、分かる?」と妻となったビアンカ(テッサ・トンプソン)が見守っている。「俺は過去の人間だが、お前には未来がある」。エイドリアンの墓前でアドニスに対する想いを語るロッキーの声に重なって、新たな家族の誕生に歓喜するアドニスと妻の姿が映し出される。

 本映像のハイライトは、アドニスとロッキーの前に現れる最強の挑戦者だ。今回の試合に脅威を感じるロッキーは、「お前と違って“あの男”は捨て身で来る」と警告するが、アドニスは「やると決めた」と一歩も引かない。「そう言ったお前の親父は俺の腕の中で死んだ。あの男は危険すぎる」と父の死までも持ち出したロッキーに反発するアドニス。偉大なるチャンプとして君臨したアポロのDNAを受け継ぐアドニスは、その大きなプレッシャーを跳ね飛ばすために厳しいトレーニングに励む中、ビアンカが「自信を持っていいのに」と優しく励ます。

 一方で、養母のメアリー・アン(フェリシア・アシャッド)は「父さんの雪辱を果たしたい」という息子の決意に対して「自分が勝ちたいだけ」だと厳しく言い放つ。そして家族の様々な想いが重なる中、遂に運命の試合を迎えたアドニスの前に現れた最強の挑戦者は“ドラゴ”の名を背負うヴィクトル。アポロが友に代わって命を奪われた『ロッキー4/炎の友情』から33年、今、偉大な父アポロを超えるために、そして愛する家族のために、アドニスとロッキーの新たな戦いのゴングが鳴り響く。

 キャストはジョーダン、スタローンのほかに、イワン・ドラゴ役をラングレンが続投。その息子にして今作の対戦相手ヴィクトル・ドラゴ役にはフローリアン・ムンテアヌが抜擢されている。監督は『ブラックパンサー』を世界的な大ヒットに導いた前作監督のライアン・クーグラーから、今作は次世代の若き才能に託すべきだと考えたスタローンによって大抜擢された新鋭スティーブン・ケープル・Jr.にバトンタッチされた。

■公開情報
『クリード2』
2019年1月11日(金)全国ロードショー
出演:シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン
監督:スティーブン・ケープル・Jr.
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:www.creedmovie.jp

■リリース情報
『クリード チャンプを継ぐ男』
ブルーレイ&DVD好評発売中 好評レンタル中 デジタル配信中
(c)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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