銃の使い方を“あえて”忘れる!? ラミ・マレック、『アマチュア』での引き算の役作りを明かす

ラミ・マレック、『アマチュア』の役作り語る

 4月11日に公開される映画『アマチュア』で主演を務めたラミ・マレックのコメントが到着した。

 本作は、CIA本部でサイバー捜査官として働く“デスクワーカー”の主人公が、愛する妻がテロリストに殺害されたことをきっかけに、無謀な復讐劇に挑むスパイサスペンス。

 チャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)は内気な性格の愛妻家で、CIA本部でサイバー捜査官として働く“デスクワーカー”。その“地味な男”は、タフな特殊任務の経験はもちろん、暗殺経験も戦闘能力も皆無。しかし、ある日突然ロンドンのテロ事件で妻が殺されてしまい、順調だった彼の平穏で幸せな人生は激変する。「妻を殺した奴を見つけて、自らの手で裁きを下す」と最愛の妻を殺したテロリストたちへの復讐を決意したチャーリーは、CIAの教官ヘンダーソン大佐(ローレンス・フィッシュバーン)に特殊スパイとしてのトレーニングを志願。そして、CIAにすら予測不能な“彼ならではの方法”で、ヨーロッパ各地に潜むテロリストたちを追い詰めていくが、その裏には驚くべき陰謀が隠されていた。

 『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞したマレックが本作で演じるのは、タフな特殊任務の経験はおろか、暗殺経験も戦闘能力もゼロの、内気な“デスクワーカー”チャーリーだ。そんなチャーリーはある日、テロ事件で妻が殺されてしまったことをきっかけに、たったひとりでテロリストを相手に無謀な復讐計画を企てることに。

 マレックは撮影にあたり「私はトム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めたドラマ『ザ・パシフィック』に出演した時に、海兵隊の新兵訓練に参加しました。そのため、私はおそらく今でも小銃や迫撃砲を撃ったりすることができます」とスパイ映画に必須ともいえる銃器の取り扱いは撮影前に会得していたことを告白。

 しかしマレックは、「それらの能力は全てチャーリーが持っていないものです。そのため私は一度それらの武器の扱いを忘れて撮影に臨みました」と撮影秘話を告白。従来のスパイ映画であれば、役者が長期間の肉体トレーニングなどを経て戦闘能力に長けたスパイを演じるための役作りに挑むのが一般的だが、“スパイ映画史上最も地味な主人公”を演じるべく、マレックは本作でキャリア初の肉体改造0で撮影に臨み、これまでの経験を“あえて”活かさないという引き算の役作りで本作に挑んでいた。

 そんな撮影を振り返りマレックは「どんな映画の撮影でも新たなことを学びますが、今回のような役作りは私にとっても初めてでした」と挑戦であったことを明かしている。

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■公開情報
『アマチュア』
4月11日(金)全国ロードショー
出演:ラミ・マレック、ローレンス・フィッシュバーンほか
監督:ジェームズ・ホーズ
製作:ラミ・マレック
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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