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沢尻エリカ、6年ぶりの映画主演作『猫は抱くもの』公開決定 「全力投球でやりきるしかない」

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 沢尻エリカが6年ぶりに主演を務める映画『猫は抱くもの』が2018年6月23日に公開されることが決定。あわせて、沢尻と監督を務めた犬童一心よりコメントが公開された。

 本作は、作家・大山淳子の同名小説を、『ジョゼと虎と魚たち』『のぼうの城』の犬童監督が映画化したヒューマンドラマ。アイドルグループ“サニーズ”のメンバーとして芸能界で活動していたものの、思いどおりの生き方ができず、いつしか心に孤独を抱えてしまった30代女性・沙織と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男との関係を描く。

 沢尻が映画の主演を務めるのは『ヘルタースケルター』以来6年ぶり。劇中では、アイドルグループ“サニーズ”のメンバー・大石沙織として、ダンス&歌唱シーンも披露している。10月30日より撮影を始め、すでにクランクアップを迎えている。

沢尻エリカ(大石沙織役)コメント

犬童監督から主演のオファーを受けて

監督とは、私が『ヘルタースケルター』(2012年)に出演した翌年、日本アカデミー賞の授賞式で初めてお目に掛かったんです。その際にお話しさせていただいた印象が強く残っていて。いつかお仕事でご一緒できたらいいなと、ずっと思っていました。ですから今回オファーをいただいたときは、ほぼ即決でしたね。自分の中に、犬童監督への絶対的な信頼感みたいなものがあったので、自分の直感を信じようと思いました。

元アイドルで、今はスーパーのレジ係という役を演じるにあたって

事前に準備するというよりは、実際に現場に立ってみて、そこで感じたことをもとに、役を作りあげました。沙織を演じて感じたのは、すごく多面的なキャラクターだなということ。彼女は過去にアイドルとして挫折していて、その経験から逆に、自分というものをうまく出せなくなっている。でも芯の部分には「本当はこういう風に生きたかった」という強い想いも抱えている。沙織が心に抱えているもの自体は、実は多くの人たちと共通してるんじゃないかなとも感じました。

犬童監督の演出について

すごく、やりがいがありました。全編が今まで経験したこともない撮り方ばかりでした。舞台上で撮るシーンと実景シーンが混在していて、「人の世界」と「猫の世界」が入り混じっていたので、演じ分けが大変でしたけれど、全力投球でやりきるしかないなと(笑)。自分の限界を決めず、監督の演出のもとでどこまでいけるか挑戦できたと思います。

沙織にとって、愛猫(良男)はどんな存在か

たぶん沙織は、いろんなことに対して不器用な女性だと思うんです。周囲に対して自分をうまく出せないし、そういう自分にもどかしさを感じている。彼女にとって良男は、そういう「好きになれない自分」もすべて引っくるめて受け入れてくれる、最大の理解者なんじゃないかな。人間の恋人とはちょっと違うのかもしれないけれど……なくてはならない存在。
これはペットに限った話ではなく、何かと良い関係で日々を過ごすことって、人にとって大事だと思うんですね。仕事で悩んだとき恋愛で悩んだとき、すべてを受け入れてくれる存在がいてくれること。自分を癒やし、ハッピーにしてくれるものを、心から大切にすることって、素敵だなと。この映画に出演して、考えたりしました。

犬童一心監督 コメント

クランクアップを迎えて

沢尻エリカさんの魅力と実力を実感できました。名作『ヘルタースケルター』を見た私は、その沢尻さんの演技に感じ入り、アカデミー賞の受賞式の日に樋口真嗣監督とともに沢尻さんにその感動を伝えに行きました。いつか一緒に作品をという下心があったのは当然です。沢尻さんはその時のことを覚えていてくれました。自分の下心に感謝です。

作品に込めた想い

うまくいかないことの輝き、置いてきぼりを食らっている時間の魅惑。
成功への希求ではなく、積極的な諦めを選んだ時にこそ踏み出せる一歩、その爽快さ。
元アイドルの沙織が自分を見つめ、未来への答えを探す最中、揺れる心のダイナミックな動きを、映画の遊びと、演者たちの魅力でエンターテインメントにしていきたい。そして、究極の相棒「猫」、その存在の大きさを表現したい。
世代や年齢に関係なく楽しめる、人生の絵本を描いてみました。

■公開情報
『猫は抱くもの』
2018年6月23日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
監督:犬童一心
脚本:高田亮
原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス刊)
企画・製作・配給・宣伝:キノフィルムズ
(c)2018 『猫は抱くもの』製作委員会
公式サイト:nekodaku.jp

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