ベン・アフレック、"レッドソックスの呪い"に終止符 『ゴーン・ガール』撮影時には一悶着も
野球界の長年にわたる"奇妙な呪い"の一つがやっと終わりを遂げた。俳優・映画監督のベン・アフレックが応援する、プロ野球チームのボストン・レッドソックスが8月15日にシアトル・マリナーズと対戦し、22対10で圧勝した。これまでレッドソックスは、1997年のベン・アフレックの誕生日以降、同日には一度も勝っていなかった。
『The Hollywood Reporter』では、このニュースを「ベン・アフレックの誕生日の呪いが解ける」と紹介。ベン自身もこの奇妙な偶然には気付いており、去年の誕生日にはツイッターで、「今日、レッドソックスが負けたら、自分の誕生日にはヤンキースを応援しないといけなくなる」とコメントしていたという。(参考:Ben Affleck Birthday Curse Broken)
『The guardian』では、ベンが1997年に映画『グッド・ウィル・ハンティング』で、アカデミー賞助演男優賞や脚本賞を受賞し、一躍時のひとになったことにも言及。運を使い果たし、熱心に応援するレッドソックスが誕生日に敗北するようになったとも見られていたが、今回の勝利で見事に呪いが解けたと解説している。(参考:How do you like them apples?: Boston Red Sox snap Ben Affleck birthday curse)
ベンは昨年、映画『ゴーン・ガール』の撮影でヤンキースの帽子を拒否し、映画の製作を遅延させるほどナーバスになっていたという。『NJ.com』によると、監督のディヴィッド・フィンチャーは、「私としてはすごくヤンキースの帽子にしたかったが、ボストンっ子のベンは俳優としてのプロ意識もなく、ヤンキースの帽子をかぶることを拒否したのだ。喧嘩みたいに大騒ぎにはならなかったが、映画の製作を4日間もストップしなければならなかった」と語っている。同作でベンは結局、ニューヨーク・メッツの帽子をかぶって出演している。(参考:Ben Affleck REALLY didn't want to wear Yankees hat for 'Gone Girl')
(文=編集部)