ユニバーサルスタジオに新設アトラクション続々 フロリダでは『ワイルド・スピード』も
日本をはじめ世界で大ヒットを記録した映画『ワイルド・スピード/SKY MISSION』。通算8作目となる続編の制作が早くも発表されるなど、まだまだ続きそうな同シリーズのアトラクションが、ユニバーサルスタジオ・フロリダに新しく建設されることが正式に発表されたと、『エンターテインメント・ウィークリー』電子版が報じている。(参考:Fast & Furious ride coming to Universal Studios Florida)
ユニバーサルは、この夏、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドに、『ワイルド・スピード(原題:Fast & Furious)』シリーズをテーマとしたアトラクション、「Fast & Furious: Supercharged ride」をオープンさせたばかりだが、2017年の新作公開のタイミングに合わせてオープン予定という今回のアトラクションは、映画とは異なるストーリーラインに沿った形で展開され、来場者がそれぞれ好みの車を選ぶことができるなど、より大規模かつ「まるで自分が『ワイルド・スピード』ファミリーの一員であるかのようなスリリングな体験ができる」アトラクションとなるようだ。
人気映画のアトラクション化は、ここ日本でも、ユニバーサルスタジオ・ジャパンの登場によってかなり身近なものとなっている。特に2014年にオープンした「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は大成功を収め、日本のみならず海外からの来場者の増加にも繋がるなど、その人気の高さを誇っている。ちなみに、ユニバーサルスタジオジャパンは、今年3月、『ジュラシック・パーク』をテーマとしたジェットコースターの建設を発表(オープンは2016年春を予定)している。(参考:USJ 恐竜ジェットコースター新設へ 100億円投資)
現在日本でもヒット中の『ジュラシック・ワールド』をはじめ、映画そのものが体感型のテーマパークに近い体験となっている昨今、それと合わせて映画そのものがテーマパークのアトラクションとなる事例は、今後ますます増えて行くことになりそうだ。
(文=編集部)