Travis Japan 宮近海斗、観る人の目を奪う吸引力 ダンスに加えて演技でも要注目の役者に

宮近海斗、観る人の目を奪う吸引力

 Travis Japanの宮近海斗がTBS金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』第2話に登場する。

 本作は、BABEL LABELがTBSと初タッグを組むダークリーガル・エンターテインメントドラマ。「Ignite」=火を付けるの言葉のように、原告になりそうなターゲットの心に火をつけ、訴訟を起こさせるという内容だ。

 そんな本作で、宮近が演じるのは、大学の強豪ラグビー部で起こった、自殺未遂問題で意識が戻らない西田真斗の弟・颯斗である。兄と同じラグビー部に所属しており、年代別日本代表にも名を連ね、関東リーグ制覇を目指す上で欠かせないメンバーという役どころだ。

 果たして轟(仲村トオル)たちのターゲットとされた颯斗はどんな顛末を迎えるのか。そして宮近が意識が戻らない兄がいる弟でありながら、同じ部活に所属しているという葛藤の多い役どころをどのように演じるのかが第2話の注目ポイントとなりそうだ。

 宮近といえば、直近4月18日に放送された『それSnow Manにやらせて下さいSP★5周年特別企画・9人ダンス日本一決定戦』(TBS系)にてダンス最強芸能人チームのメンバーの1人として参戦。その表現力の高さが目を惹くとSNS上では話題になっている。

 もちろん宮近のダンススキル、そしてダンスをしているときに観る人の目を奪う吸引力は言うまでもない。ただ、その表現力は決してダンスだけではなく、演技においても光るものがあると筆者は思う。

 遡ること10年前、日本テレビ系で放送されたドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』でレイ役として注目を集めた宮近。その際は、挿入歌「お兄ちゃん、ガチャ」での1度観た者の記憶に残るような表現力の高いダンスパフォーマンスが印象的であった。さらに、演技でも最高ランクSランクのお兄ちゃんとして視聴者を魅了。彼の目力は一度観たら忘れられない説得力のある強さを放っていたように思える。

 そこから数々の舞台や、Travis Japanとしての活動、ドラマでは『特捜9』(テレビ朝日系)シリーズへの出演や『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)や『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)などでのゲスト出演を重ねてきた宮近。

 近年では、盟友・京本大我が主演を務めたドラマ『お迎え渋谷くん』(カンテレ・フジテレビ系)にて、京本演じる渋谷が恋をする愛花の元カレ・大崎達也を好演。社交的で気さく、誰の懐にもスッと入り込んでいくという主人公・渋谷とは対極にいるような役を演じた。

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