藤本タツキ、実写『ルックバック』公開前日に感謝 “妹”アカウントで制作陣へ御礼

藤本タツキ、実写ルックバックに御礼

 漫画家の藤本タツキが9月10日、「ながやまこはる」名義のXを更新。翌11日に公開を迎える実写映画『ルックバック』の制作陣に感謝を伝えた。

 藤本は「明日ルックバックが映画館で公開されます」と告知し、監督や俳優にはすでにお礼を伝えたものの、まだ感謝を伝えられていない人もいると説明。漫画のアナログ表現に携わった藤村緋二、音楽を手がけた坂東祐大、音楽に協力した米津玄師、アニメーション部分を担当した久野遥子らの名前を挙げ、「本当にありがとうございました」とつづっている。

 漫画の描写から音楽、アニメーションまで、映画を支えた作り手たちへ丁寧に言葉を送った今回の投稿。一方で、投稿者の名前を見て「ながやまこはるって誰?」と思った人もいるかもしれない。

 「ながやまこはる」は、藤本が自身の“小学3年生の妹”という設定で運用しているアカウントだ。プロフィールには「じゅぎょうでツイッターのアカウントを作りました」とあり、好きな漫画として『ファイアパンチ』と『チェンソーマン』を挙げている。どちらも“お兄ちゃん”の代表作という、遊び心のある自己紹介になっている。

 この設定には、ちょっとした騒動もあった。2022年11月、担当編集者の林士平は、こはるのアカウントが年齢の関係でロックされたと報告。その際も、藤本本人が対応していることを「現在お兄様がTwitter社様にご連絡中とのことです」と説明し、あくまで“妹と兄”という形を貫いていた。

 そうした背景もあり、今回の御礼には「自称小3にしては礼儀正しすぎる…」「設定ガン無視するほど感謝を伝えたいというのが伝わった」といった返信も。作品を送り出す原作者としての真摯な言葉と、“小学3年生”のプロフィールのギャップにも反応が寄せられている。

 『ルックバック』は、藤本が2021年に「少年ジャンプ+」で発表した読み切り漫画。漫画を描くことを通じて結ばれた藤野と京本、二人の少女の歩みを描く。今回の実写映画では是枝裕和が監督・脚本・編集を務め、藤野役の出口夏希と京本役の蒔田彩珠がダブル主演。9月11日より全国公開されている。

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