【ONE PIECE考察】ルフィ VS イム様、バトルのキーマンとなる人物とは? 激闘の行方を占う

 イム様とルフィの激闘が描かれた、最新『ONE PIECE』第1188話。ワンピース研究家の神木健児氏に、イム様とジョイボーイの回想シーンから始まった最新話の、注目ポイントについて話を聞く。

「冒頭でイム様とジョイボーイの、初めての会話と思われる回想が描かれました。個人的には2人は幼馴染くらいの関係だと思っていたので、電伝虫のような通信で知り合ったというのに驚きました。しかも狙って繋がったのではなく、偶然繋がったという感じでしたからね。2人は子供の頃に偶然知り合って、本当に親友のような関係性になったんだと思います。ここでジョイボーイが『おれはジョイボーイ』と発言していますが、言い方をみると『ジョイボーイ』という呼称は、本名とも称号とも取れるように感じます。この単語の秘密も、もう完全に明かされそうな段階に来ていそうだなという印象ですね」

 冒頭から興味深いシーンで始まった最新話だが、ラストにはさらに衝撃的なシーンが待ち受けていた。

「やっぱり第1188話で最もインパクトが強かったのは、ルフィの敗北だと思います。登場した当初からイム様の強さは得体が知れなかったのですが、一発殴ってくれたことでルフィなら、ニカなら対抗できるかなと希望を抱いていたんです。しかし、そこでイム様が圧倒的な強さで勝利したことに、衝撃を受けました。ちょうどクロコダイルに突き刺されたときのような、絶望感を感じています。イム様が取り出した『虚無剣(ボーフー)』も、周囲の物を虚無に還すような強力な武器だと思うので、それで刺されたのもタダでは済まないと感じる一因です。ニカになるギア5をルフィは、『おれの最高地点』と語っていました。最高地点でもここまでイム様と差があるのかと、壁の高さを再確認しましたね」

 体を「虚無剣(ボーフー)」で貫かれたルフィ。圧倒的な力の差を見せつけられたルフィが助かる可能性は、大きく分けて2つあるのではと神木氏が続ける。

「ルフィがイム様相手に窮地から脱する1つ目の可能性は、自身のさらなる成長ですね。ギア5を最高地点と言っているものの、ギア6があるのか。もしくは、ギア5のなかでさらなる成長や、新技を生み出すのか。ニカになるギア5は、まだまだ謎が多い能力です。強敵とぶつかるごとに成長してきたルフィなので、さらに強くなることも十分あると思います。もう1つは、誰かが助けに来る可能性です。私的には、ローグタウンでのルフィのピンチのように、ドラゴンが間に入って来たら嬉しいと思っています。終盤に再会するであろう人物としてはシャンクスがいますし、そろそろルフィとドラゴンの正面からの出会いを見たいですよね。エルバフ編では子を守る親というのがテーマの1つになっているのもあるので、父であるドラゴンがルフィを助けに来る可能性も、あるのではないでしょうか」

 イム様とルフィの激闘が描かれるなかで、作中では“エスペリアの姫”の動向にも焦点が当てられた。

「シュリ姫は助かりそうですが、そこからブルックと話してどうなるかが重要です。シュリ姫は双極の瞳を持っていて、その覚醒が今後の物語の鍵になると思います。もしブルックと話して仲直りしたら、双極の瞳の能力が瀕死のルフィを救う助けになることも、十分考えられるでしょう」

 世界の頂点に君臨する存在に立ち向かう、ルフィから目が離せない。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる