綾崎隼『愚者たちの箱舟』刊行 未解決放火事件と恋心の行方

綾崎隼『愚者たちの箱舟』発売

 綾崎隼『愚者たちの箱舟』(東京創元社)が2026年2月27日に発売された。

 2009年、長編「夏恋時雨」を第16回電撃小説大賞に応募し選考委員奨励賞を受賞。翌年、同作を『蒼空時雨』と改題刊行しデビューした綾崎隼。おもな作品に『死にたがりの君に贈る物語』『ぼくらに嘘がひとつだけ』『君を描けば嘘になる』『雨のやまない世界で君は』、〈花鳥風月〉シリーズ、〈ノーブルチルドレン〉シリーズ、〈君と時計〉シリーズなどがある。2021年刊の『死にたがりの君に贈る物語』ではベストオブけんご大賞を受賞している。

 このたび刊行された『愚者たちの箱舟』は2014年にメディアワークス文庫から発売された『赤と灰色のサクリファイス』『青と無色のサクリファイス』を改題し、大幅に加筆修正した作品。

 新潟県の北部、本土から三十五キロの沖合に浮かぶ翡翠島に、ひとりの青年が帰ってきた。過去に島を襲った連続放火事件の、すべてを明らかにするために。未解決のまま凍結されていた謎と、彼が島に置き去りにしていた恋心の行方はーー。

 『愚者たちの箱舟』に続いて3月4日には『それを世界と言うんだね』がポプラ社より文庫化予定。

■書誌情報
『愚者たちの箱舟』
著者:綾崎隼
価格:2,090円(税込)
発売日:2026年2月27日
出版社:東京創元社

写真:jorisvo/Shutterstock.com/"The Tower of Babel" (1563) by Pieter Bruegel 装幀:装幀:岩郷重力+k.k

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