クリストファー・プリースト『不死の島へ』刊行 〈夢幻諸島〉最初の長編

クリストファー・プリースト『不死の島へ』(古沢嘉通訳/東京創元社)が2026年2月27日に発売された。
【写真】その草稿は、世界を歪ませるーー巨匠プリースト最高傑作
1966年、SF雑誌〈インパルス〉に短篇「逃走」を発表しデビューしたクリストファー・プリースト。74年、『逆転世界』で英国SF協会賞、96年、『奇術師』で世界幻想文学大賞、2002年、『双生児』で英国SF協会賞およびアーサー・C・クラーク賞、11年、『夢幻諸島から』で英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞をそれぞれ受賞。『奇術師』はクリストファー・ノーラン監督によって、『プレステージ』として映画化された。24年没。
本作は〈夢幻諸島〉が登場する最初の長編。原書は1981年に刊行されており、訳者は古沢嘉通、解説は大森望、カバーは影山徹、カバーデザインは岩郷重力が手掛けている。
1976年、春。深刻な挫折感とともにロンドンを去ったピーター・シンクレアは、知人から仮住まいを許された別荘でひとり執筆活動に着手する。時に寝食を忘れ、のめり込むようにして改稿を繰り返したすえ、男はついに〈夢幻諸島(ドリーム・アーキペラゴ)〉という名の架空世界を見出すが、緻密に織りあげられた島々のヴィジョンは、やがて現実そのものを侵蝕しはじめーー。
■書誌情報
『不死の島へ』
著者:クリストファー・プリースト
訳者:古沢嘉通
価格:2,750円(税込)
発売日:2026年2月27日
出版社:東京創元社

























