【漫画】父が早逝、兄妹はどう乗り越える? 少し不思議なファンタジー漫画『あの日のむこうへ』

父の死をめぐる真実とは――。遺された兄妹がそれぞれの答えを見つけていく少し不思議なファンタジー作品『あの日のむこうへ』がXに投稿されている。
作者・八木ふつきさん(@yagihtk)は、もともと小説を主な表現方法としていたが、本作では初の漫画に挑戦。作品に込めた思いや制作の背景について話してもらった。(小池直也)
続きを読むには画像をクリック

――投稿した手応えはいかがですか?
八木ふつき(以下、八木):もともとは「コミティア」で頒布した漫画だったのですが、SNS上で広く読んでもらう機会になりました。これを投稿したおかげで自分のなかでの活動の方向性が定まってよかったです。
――着想について教えてください。
八木:もともとミステリーやホラー、かつ読み手に考えさせるような作品が好きで。それが反映された結果、先立った父親が遺したものを兄弟が追いかける作品に仕上がりました。もともとは小説でそういった作品を描いていまして、漫画については本作が処女作となります。
――絵はもともと描いていたのですか?
八木:はい。せっかく描いているのだから、小説以外でも表現できたら、と思って挑戦してみました。第1話に関しては2、3カ月で描き上げたのですが、実際に自分でやってみて週刊連載している漫画家さんの苦労がわかった気がします……。特にテーマが複雑なので簡単すぎず、かつ理解しやすいように描くのに苦労しました。
――特に力を入れた場面は?
八木:3ページ目の羽の生えた人物が登場するシーンは描くのが大変でした。これが何かはテーマに関わっているので、そこはこれから描き上げていけたらと思っています。
――漫画と小説で制作的に異なるポイントなどあれば教えてください。
八木:テンポの作り方です。文章と同じように絵を描くときにリズムを意識して、読むペースを整えているのかなと実際に作ってみて感じました。もともと文字でネームを描いたものを漫画にしているので、作業的には一度小説を描いてから漫画にしているような感覚です。
――ほかに作画で気を付けていることはあります?
八木:判別しやすいようなキャラデザインを心がけました。例えば主人公も兄の方が母親、妹は父親似にしたり。
――今後、本作はどう描いていきますか?
八木:最後までネームはできているので、あとは作画するだけになっています。兄妹ふたりにとっての「家族」が何なのか、答えがどう出るかに注目してほしいです。





















