“忘れられない”贈り物は? アジカン後藤正文、武田砂鉄、くどうれいんーー37人によるエッセイ集

11月18日に発売された『贈り物の本』(編:牟田都子/亜紀書房)が話題を呼び、発売直後に即重版が決定した。
【試し読み】アジカン後藤正文らのエッセイ集『贈り物の本』の内容は?
本作は“贈り物”をテーマにした書き下ろしエッセイ集。作家、詩人、ミュージシャン、俳優、漫画家など、多彩なジャンルで活躍する37名が、それぞれの“忘れられない贈り物”にまつわる記憶を綴っている。
寄稿者には、ロックバンド ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギター・後藤正文、『人のセックスを笑うな』で知られる小説家・山崎ナオコーラ、『絶望名人カフカの人生論』『痛いところから見えるもの』など多数のヒット作を持つ頭木弘樹らが参加しており、豪華なラインナップとなっている。
個性豊かな筆者たちが紡ぐエッセイは、温かな思い出やほろ苦い記憶など、“贈り物”がもたらす多様な感情を鮮やかに描き出す一冊となっている。
■収録エッセイ
(寄稿者・タイトル一覧)
「キャサリンという贈り物」川内有緒
「受け取る深さ」斎藤真理子
「流氷のかんづめ」山崎ナオコーラ
「白いもらいもの」名久井直子
「贈り物は難しい。」後藤正文
「鯛焼き」渡辺尚子
「娑婆は桜」武塙麻衣子
「バウムクーヘンと熱意」武田砂鉄
「母と蝶」青木奈緖
「要らない部分がある子供服」こだま
「ヤクザと贈り物」鈴木智彦
「しわっとしたお札」佐藤ジュンコ
「今夜、すべてのバーで」村井理子
「祖母の着物、祖母の記憶」安達茉莉子
「うなぎで釣竿を釣る」美村里江
「別れのダンス」金井真紀
「戻ってきた文庫本」青山ゆみこ
「生まれてはじめての贈り物」西淑
「祖母としての私に贈られた万年筆」頭木弘樹
「お返し」浅生鴨
「それはもう愛」植本一子
「ずっしりと、重く」古田徹也
「緑の靴」近藤聡乃
「宛名のない場所」白川密成
「祖母の長財布」高橋久美子
「プレゼントロイヤルストレートフラッシュ」サンキュータツオ
「ポカリ遺跡」藤岡みなみ
「ホンダCD125-T」吉村萬壱
「差し入れ」日野剛広
「不器用を、自信を持って贈ります」古賀及子
「猫たち」田尻久子
「贈ったり贈られたり」辻山良雄
「贈られた小説」有松遼一
「持っていき」牟田都子
「夜明け前の戦いを贈ります。」和合亮一
「見えない贈り物」若松英輔
「はるちゃんの動画」くどうれいん
▪️書籍情報
【編】牟田 都子
価格:2,200円(税込)
発売日:2025年11月18日
























