累計37万部突破「こどもシリーズ」新刊は作文が上手くなる本 監修者・茂木秀昭が文章力向上のヒントを解説

大人気こどもシリーズの最新刊が登場

 『こども文章教室 作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本』が10月2日(木)にKANZENより発売された。

 累計37万部を突破した監修者・茂木秀昭による「こどもシリーズ」の最新刊となる本書のテーマは「文章を組み立てる力」。作文や感想文、レポートなど、学校生活で避けて通れない「書く」力に焦点をあてている。国語力の基盤である「読む・書く・話す」の中でも「書く」は苦手と感じる子どもが多い分野だが、同時に「上手になりたい」という願いを持つ人も少なくない。そんな子どもたちに、「どうすればわかりやすい文章になるのか」「どう書けば相手に伝わるのか」を丁寧に解説。難しく考えるのではなく、“書く楽しさ”に気づけるよう工夫されている。

 章の構成は、「どっちの文章がいいか考えてみよう!」「文章を上手に見せるテクニック」「型を知ると文章がもっと自由になる!」など、実践的なヒントが満載。各章末には「読んでおきたい文章の達人」を紹介するコラムも収録され、楽しみながら学べる構成となっている。

 監修を務める茂木秀昭氏は、都留文科大学教授であり、異文化コミュニケーションを専門とする教育者。ディベート全国大会で数々の優勝経験を持ち、論理的思考や表現力の教育に長年携わってきた実績を誇る。著書・監修書も多数あり、「こどもシリーズ」の信頼性を支える存在だ。

 子どもたちが「何を書けばいいのかわからない」という悩みを解消し、「もっと書きたい!」という気持ちを伸ばす本書。読書感想文や日常の作文指導に悩む保護者や教育関係者にとっても、大きな助けとなりそうだ。

目次

第1章:どっちの文章がいいか考えてみよう!
どっちの出だしのほうが読む気がする?
どっちの描写のほうが目に浮かぶ?…など
第2章:あせらなくてOK!書く前に少し考えよう!
だいたい文章なんて書く必要があるの?
どんな立場で書くか、考えたことはある?…など
第3章:文章を上手に見せるテクニックを学ぼう!
ひとつの文は、なるべく短くしよう
主語と述語のつながりを意識してる?…など
第4章:もっと伝わる表現にチャレンジ!
簡単な言葉で、わかりやすく書こう
一人称・二人称・三人称を考えて書こう!…など
第5章:型を知ると、文章がもっと自由になる!
「型」を知ると、文章が書きやすくなる!
「三角ロジック」で説明するとわかりやすくなる!…など
第6章:文章を書いたら、必ず見直そう!
「推敲」って、なんで必要?どうやるの?
立場を入れ替えると見えることがある…など
第7章:読めば書ける!?まねは上達の第一歩
「読よむ」と「読めている」は違う!
文章を上達させたいなら本を読もう!…など

監修 茂木秀昭(もてぎ・ひであき)

<都留文科大学教養学部国際教育学科教授>
1960年群馬県太田市生まれ。慶応義塾大学文学部英米文学科卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。京都ノートルダム女子大学文学部コミュニケーションコース講師、自治医科大学医学部准教授(英語研究室)を経て現職。専門は異文化コミュニケーション。日本や欧米の言論風土及び文化とコミュニケーションに関する研究を進めている。KUEL、東西大学対抗などの英語ディベート全国大会やフジテレビ「ディベート」のグランド・チャンピオン大会等、数々の優勝経験があり、教育ディベートの啓蒙、普及活動をおこなっている。『ロジカル・シンキング』(PHP研究所)、『ビジネス・ディベート』『ロジカル・シンキング入門』(日本経済新聞)、『論理的な話し方が面白いほど身につく本』(KADOKAWA)、『こどもロジカル思考』『こども問題解決教室』『こども調べ方教室』(カンゼン)ほか著書、監修書多数。

■書誌情報
『こども文章教室 作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本』
監修者・茂木秀昭
著者:バウンド
価格:1,650円(税込)
発売日:2025年10月2日
出版社:KANZEN

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「新作」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる