子どもの才能を引き出す鍵は“いい夢中” 脳科学でその正体と育て方を解説

東北大学教授・瀧靖之による『夢中になれる子の脳』(サンクチュアリ・パブリッシング)が4月7日(火)に発売される。
【画像】瀧靖之による子どもの「夢中」の正体を解き明かした一冊
本書は、16万人の脳画像を見てきた脳医学の権威が、最新の脳科学と発達心理学に基づき、子どもが「自ら学び、成長し続ける」ための最強のスイッチである「夢中」の正体を解き明かした一冊。
著者である瀧教授は、夢中には「いい夢中」と「悪い夢中」があると定義している。日常生活に支障をきたし、やめたくてもやめられない状態は、医学的には「依存」に近い「悪い夢中」。特にYouTubeやオンラインゲームなどの映像メディアは、付き合い方を間違えると、この「悪い夢中」に陥りやすい性質を持っているといえる。一方で、子どもが純粋に「おもしろいからやる!」と自発的に動き、知的好奇心を満たしていく状態が「いい夢中」。
瀧は、この「いい夢中」こそが子どもの才能を開花させる最大の秘訣であると断言する。一度「いい夢中」になるコツを覚えた子は、そのプロセスを勉強やスポーツ、そして将来の仕事へと応用し、自然とPDCAサイクルを回せるようになる。
デジタルメディアが溢れる現代において、子どもを「悪い夢中」から守り、自ら「やりたい!」と目を輝かせる「いい夢中」を育むための、具体的かつ科学的な処方箋となっている。
目次
第1章:夢中になるってどういうこと?
うちの子、集中力がないかも?と思ったら
それはいい夢中?悪い夢中?(YouTubeやゲームとの付き合い方)
第2章:夢中になる子に育てるコツ
図鑑が夢中のタネをまく
入口のハードルは低くしよう
夢中じゃなくても、やめなくていい
第3章:夢中と競争
AIは子育てをどう変える?
めざせオンリーワン(強みの見つけ方)
第4章:夢中と審美眼
美しいものは、やる気に火をつける
0と1の差は無限に大きい
など
著者プロフィール
瀧靖之(たき・やすゆき)
東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター長。医師。医学博士。1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程卒業。研究室では、脳の発達や加齢、認知機能の変化を、MRIを用いた大規模脳画像解析によって研究している。これまでに読影や解析をした脳MRIデータは16万人以上にのぼる。また、最新の脳研究と自身の子育ての経験をふまえ、科学的な子育てを提唱。書籍や講演、メディアを通して脳と健康に関する知見をわかりやすく発信している。著書の『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)や『生涯健康脳 こんなカンタンなことで脳は一生、健康でいられる!』(ソレイユ出版)は10万部を突破するベストセラー。『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』(文響社)、『本当はすごい早生まれ』(飛鳥新社)など他多数。また、監修として携わった『脳科学にもとづいた知育絵本シリーズ きらきらぴかぴか』(朝日新聞出版)はシリーズ累計90万部超えのベストセラー。総合監修を担当した『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかんシリーズ』は子どもの脳の発達段階に着目し、0歳~小学低学年までの図鑑デビューの1冊として支持されている。
■書誌情報
『夢中になれる子の脳』
著者:瀧靖之(東北大学教授)
価格:1,650円(税込)
発売日:2026年4月7日
出版社:サンクチュアリ出版

























