法月綸太郎、東川篤哉らが推薦 森バジルの最新作『探偵小石は恋しない』刊行へ

森バジル『探偵小石は恋しない』(小学館)が2025年9月18日に刊行される。
本作は松本清張賞受賞のデビュー作『ノウイットオール あなただけが知っている』、TV番組を舞台に"ゴシップ"の本質をつく『なんで死体がスタジオに!?』とヒットがつづく森バジルの最新作。
小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、推理案件の依頼は一向にこない。
小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、思いもよらない事件が進行していて……。
文芸ポータルサイト「小説丸」では著者インタビューが掲載されている。
■推薦コメント
・令和本格のセンシティブ領域を焼き尽くす推理の業火。心が裂ける寸前の走馬灯みたいな解決編に全面降伏♡デス。 ーー法月綸太郎氏(作家)
・ははん、だいたいわかったぞ! そう思った時には、もうアナタはだいたい作者の術中に嵌まっているはず。この僕がそうであったように。 ーー東川篤哉氏(作家)
・歪でチャーミングな恋愛小説と、企みに満ちた本格ミステリの美しい融合。様々な恋の形を描いた文芸作品でもあり、堪能しました。 ーー逸木裕氏(作家)
・フヌケた恋とヤワな推理小説にはうんざりかい? だったら、この挑戦は受けないと。......私の見破り率は5%かな。 ーー阿津川辰海氏(作家)
・初めて読んだミステリ小説! 推理する楽しさを教えてもらった! そして、全て外した!!! ーー蛙亭・イワクラ氏(芸人)
・恋が貴方の脳みそを全て裏返す......これだけは言わせてください! 面白かった!! マジでネタバレ厳禁!!! ーーカモシダせぶん氏(書店員芸人)
・本格ミステリに惹かれる理由が、ここにある。小説家・森バジルは、間違いなくミステリに恋している。 ーーけんご@小説紹介氏
・しばらくして読者は気付くはずだ。本書は徹頭徹尾、企みに満ちた本格謎解き小説である、と。 ーー若林踏氏(書評家)
■著者紹介
森バジル(もり・ばじる)
1992年宮崎県生まれ。九州大学卒業。2018年、第23回スニーカー大賞《秋》の優秀賞を受賞。2023年、『ノウイットオール あなただけが知っている』で第30回松本清張賞を受賞し、単行本デビュー。他の著作に『なんで死体がスタジオに!?』がある。
■書誌情報
『探偵小石は恋しない』
著者:森バジル
価格:1,870円(税込)
発売日:2025年9月18日
出版社:小学館
























