『葬送のフリーレン』断頭台のアウラが首都圏の「駅」を侵食中? 公式Xのダジャレ投稿が止まらない

断頭台のアウラが首都圏の「駅」を侵食中?

 昨年12月に節目の100万フォロワーを達成し、現在は125万人超までその数字を伸ばしている、人気異世界ファンタジー『葬送のフリーレン』の公式X(@FRIEREN_PR)。注目を集める要因として作品の人気だけでなく、遊び心のあるポストでファンを楽しませていることが挙げられる。

 定番になっているのは、主人公・フリーレンのぬいぐるみを使った大喜利のようなポストだ。フリーレンのぬいぐるみはあらゆる場所に出没しており、オフィスの片隅で仮眠をとっている「勤労のフリーレン」、アクロバティックに宙を舞う「空中のフリーレン」、また麻雀卓を囲み、最初の打牌が当たり牌になってしまっている「早々のフリーテン」(フリテン)など、お笑いコンビ・ハライチの「ノリボケ漫才」のような捻りの利いた言葉遊びに発展している。

 そしてこの6月に投稿数を増やしているのが、フリーレンに無慈悲に討伐された人気キャラクター「断頭台のアウラ」をもじったポストだ。浅草線「高輪台」駅から横浜市営地下鉄ブルーライン「湘南台」駅、京成電鉄松戸線「薬園台」駅など、「⚪︎⚪︎台」と名のつく首都圏の駅にアウラのキャップを被ったフリーレンのぬいぐるみが出没し、いわば“ご当地アウラ”的な投稿を続けているのだ。

 多くの地域にある「⚪︎⚪︎台」駅。一連のポストには地元の駅名を挙げて“誘致”を目指すコメントや、アウラのキャップを被ったフリーレンではなく、アウラ自身のぬいぐるみが制作されることを希望する声など、多くのファンのポストで賑わっている。知恵を絞ってフォロワーを楽しませてきた公式Xアカウントの担当者に“足”まで使わせるのも忍びないところだが、ファンの期待に応える全国展開が実現するか、引き続き注目したいところだ。

 

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