長嶋茂雄さん死去に漫画家からも追悼続々 ファンの心にも、物語の中にも生き続けるスーパースター
読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが6月3日、都内の病院で死去した。SNSは日本プロ野球界を代表するスーパースターとの別れを惜しむ声に溢れているが、漫画家の追悼ポストも話題になっている。
『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』や『かっとばせ!キヨハラくん』などの野球×ギャグ漫画で知られる河合じゅんじ氏は、「コロコロコミックで、ナガシマ監督をいっぱい描かせていただきました。ご冥福をお祈りします」の言葉とともに、長嶋さんのおおらかで前向きな人柄が偲ばれるイラストをポスト。キラキラとした存在感、にこやかな表情に「う~ん どうでしょう!」の一言が添えられており、愛のある内容でファンに寄り添った。
コロコロコミックで、ナガシマ監督を
いっぱい描かせていただきました。
ご冥福をお祈りします。#長嶋茂雄さん pic.twitter.com/20GvZe2MjA— 河合じゅんじ (@8Obrw7AeVg8lN0f) June 3, 2025
一方、「長嶋茂雄さんといえば松本大洋先生の『花男』を思い出す」と語ったのは、自身もスポーツ漫画の金字塔『アイシールド21』を手掛け、現在は『ワンパンマン』を連載する人気作家・村田雄介氏だ。『花男』は熱烈な長嶋茂雄ファンの父・花男と、息子・茂雄の物語で、村田氏が大好きな作品だという。「僕は長嶋さんの現役時代は知らないけれど、そのカリスマぶりが伝わる漫画でもありました。ミスター、心より御冥福を。」と締めくくっており、野球界にとどまらない長嶋さんの影響力の大きさを感じさせるポストだった。
長嶋茂雄さんといえば松本大洋先生の「花男」を思い出す。熱烈長嶋ファンの父、花男と、息子「茂雄」の物語。大好きな漫画。
僕は長嶋さんの現役時代は知らないけれど、そのカリスマぶりが伝わる漫画でもありました。
ミスター、心より御冥福を。— 村田雄介 (@NEBU_KURO) June 3, 2025
またテレビドラマも大ヒットを記録した人気野球漫画『ROOKIES』の作者・森田まさのり氏は、同作の1シーンをポスト。スーパーポジティブな悪球打ちで、ファンに愛される「平塚」が豪快な空振りを見せているシーンについて「長嶋さんの魂のスイングを参考に描きました」と明かし、「ずっとこの国を照らし続けてくれた、太陽のような人だったなぁ。あっぱれ!」と称えた。
この空振りのシーン。長嶋さんの魂のスイングを参考に描きました。
ずっとこの国を照らし続けてくれた、太陽のような人だったなぁ。
あっぱれ! pic.twitter.com/aXRe9ioli1— 森田まさのり (@HITMANmorita) June 3, 2025
プロ野球選手・指導者としての実力/実績のみならず、その人柄や存在感でも人々を魅了した長嶋茂雄さん。漫画にも大きな影響を与えてきた長嶋さんは、ファンの心の中だけでなく、物語の中でも生き続けるだろう。






















