完結直前『アオアシ』は今が最高潮の盛り上がり バルサ戦逆転のキーマンは誰?【2025.5.7 週間漫画ランキング】

『アオアシ』バルサ戦逆転のキーマンは誰?

 3位は、妖刀をめぐる激しい異能力バトルと、都度現れる食べ物や「食事シーン」がキャラクター達の心情をつぶさに写すことでも大きな話題となった、外薗健による『カグラバチ』7巻(集英社)。本巻も激動という他ない目まぐるしい展開が繰り広げられている。特筆すべきは「18年前の事件」と「罪」。このワードが今後の展開の鍵となるのは言うまでもないだろう。乗り遅れないように要チェックだ。


 4位は、アニメ2期の制作が決定しており、記念すべきキリ番の刊行を迎えノリに乗っている青春ラブストーリー、三浦糀による『アオのハコ』20巻(集英社)。本巻では千夏がストーリーのメインとなっている。女子バスケ部のWC予選が始まり、順調に勝ち進んで決勝へーー。恋だけでなく、部活にも真剣に向き合う千夏をぜひ応援してほしい。

 5位は、累計発行部数120万部を突破し、『カグラバチ』らと並んで集英社期待の新星である、佐乃夕斗の『極楽街』5巻(集英社)。下町・極楽街を舞台に、禍と人間の間に生まれた「半禍の子」アルマとタオが怪物・禍(マガ)専門の「殺し屋」として奮闘する物語だ。東急渋谷駅には全長22mの特大ボードが5月5日から掲示されている。2つの居場所である「蛇穴」と「禍」をまたぐように、「俺の居場所は俺が決める。」というセリフとアルマがデザインされている。アニメ化を望む声も多く、これからさらに注目を集めている作品であることは言うまでもない。

 続いては、強烈な”飯テロ”で重版を連発しているグルメギャグ漫画の話題作、まるよのかもめによる『ドカ食いダイスキ!もちづきさん』2巻(白泉社)。誇張されてはいるものの、食欲や味の感想など、誰しもが共感できることを平易な言葉で全力で体現してくれている。「motto cafe 池袋店」にて、コラボカフェが開催(前半:〜5月11日、後半:5月12日〜25日)されており、「もちづきさん」盛りのオムライスは重量1kg、3485kcalと超ドカ盛り。僅か2巻ながら発行部数44万部を突破する本作は漫画と食事で2度おいしい。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ランキング」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる