【漫画】寿司を注文、なぜシャリを食べないの? マッチングアプリで出会った男を描くSNS漫画が大バズ

【漫画】『寿司を注文してシャリを食べない人の気持ち…聞いてもわからなかった…』を読む
――作品の反響はいかがですか?
地べた這太郎(以下、地べた):思いがけずたくさんの方に読んでいただくことになり、描いた本人たちも驚きました。
「『常識ってコトバ、嫌いなんですよね』と言っていいのは常識のある人だけだと思う」という真っ当な感想もあれば、「こういう人が身近に居るのは嫌だけど……」としながら、一度寿司になった魚肉がなぜ美味しいのか理論的に考察する方もいました。
――制作のきっかけについて教えてください。
地べた:本作の主人公「ルナ」は、初登場時は悪役として登場したキャラクターでした。改心したルナに今度こそ幸せを掴んでほしいという想いから、本シリーズを制作しています。
個性豊かな婚活相手たちやヴィランである八木沼のキャラクター性や言動は、自身の体験や友人の体験を参考にした実話ベースです。
――どのように実際の話を集めるのでしょう?
地べた:作者が就職したての時にいた人、学生時代の交際相手、または近しい友人から聞いたエピソードなど、モデルとなる人物はさまざまです。本当に世の中にはこちらが思いもつかないようなトリッキーな行動に出る人がいるもので……。
その時の新鮮な驚きを読者さんと共有したり、読者さんがいざ同じような人に遭遇した際に「このタイプの人、知ってる! はいどろゼミで読んだところだ!」と、対策できるかもしれないと思ったんです。
――どのようにエピソードをまとめるのかも気になります。
地べた:身バレ防止のため、創作と実際のエピソードを混ぜて制作しています。割合は作品によりますが、今作は読者さんが小気味よくツッコミを入れられる軽快なギャグを入れたくて、そこにかなりの時間を割いたような気がします。
――コンビである泥水すするさんとはどのように仕事を分担されているのでしょうか?
地べた:それぞれ手持ちのエピソードを持ち寄り、ネーム兼下描き担当と作画担当を決めて制作しています。
――Xのプロフィールにある「身近なスカッとする物語」を届けているのはなぜでしょう?
地べた:1番の理由は「自分がスカッとしたいから」だと思います。少しやりすぎなくらい痛快にして、自分だけでなく読んだ人が日々のストレスを吹き飛ばせるような作品を作りたい、と思っています。
――憧れ、影響を受けた作品や作家はいますか?
地べた:「岡田あーみんの系譜を感じる」という感想をもらったことがあります。泥水とともに岡田あーみん先生には強く影響を受けていますので、とても恐れ多いのですが……。
――2025年の展望を教えてください。
地べた:読者さんが一緒に楽しんでくれるおかげか、あっという間に2024年が過ぎ去りました。漫画作りの難しさにあえぐこともありますが、今年も楽しく描き続けていけたらと思っています。
「こういう考え方をすると楽になるよ」とか「こういう切り返しができたら気持ちいいよね」と読んでくれた人が、漫画の世界だけじゃなく、現実でもスカッとできるような作品を目指して、2025年もガンガン描いていきます。
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