はみ出してもいい!? 不器用な子も達成感を得られる『黒ぬりえ』とは?
色をはみ出して塗っても目立ちにくい、背景が黒地のぬりえを62点掲載した『はみ出してもいい 黒ぬりえ』が10月31日に世界文化社より発売される。
【写真】はみ出しても大丈夫! 達成感を得られる『黒ぬりえ』を見る
本書は背景が黒地になっているので、色をはみ出して塗っても目立ちにくく、細かい作業が苦手な子も安心して取り組める塗り絵本。モチーフをまたいで塗っても、細かい模様をおおざっぱに塗っても、きれいな仕上がりになり、達成感を得られる仕掛けだ。
紙面には動物、植物、食べ物、乗り物、キラキラした宝石やドレスなど多様なモチーフがいっぱい。まんだらや幾何学模様など、次々とつなげて塗っていく楽しさがある連続模様のぬりえも多数掲載される。
幅広く用意された中から自分の好きなものを見つけて取り組むことで、色選びなどの創造性や、塗り方の試行錯誤による手指の巧緻性が育まれる効果が期待される、新しい絵本だ。
■監修者プロフィール
星山麻木 明星大学教育学部教育学科教授、保健学博士、一般社団法人こども家族早期発達支援学会会長、一般社団法人星と虹色なこどもたち代表。講演やNHK「すくすく子育て」などメディア出演も多数。著書に『就学前にやっておきたい特性理解と支援 虹色なこどもたち』(世界文化社)、『ちがうことは強いこと その子らしさを大切にする子育て』(河出書房新社)など多数。
小林千鶴 学校法人金子学園柚木武蔵野幼稚園副園長、教育学修士、幼稚園教諭、保育士、こども家族早期発達支援学会認定早期発達支援士。すべての子どもの自分らしさを尊重するインクルーシブ保育を実現するために、特別支援を必要とする当事者のニーズについて、保育者間、また小学校との連携について研究。
■刊行概要
『はみ出してもいい 黒ぬりえ』
発売日:2024年10月31日 (木)
定価:1,390円 (税込)
監修:星山麻木・小林千鶴
仕様:A4判/72ページ
発行:株式会社世界文化ワンダーグループ
発行・発売:株式会社世界文化社