三代目 J SOUL BROTHERS 今市隆二、愛車「Z2」へのこだわり明かす 「オリジナルの形を保ちながら、しっかり走るバイク」
ソロアーティストとしてデビュー6周年を迎えた三代目 J SOUL BROTHERSのボーカリスト、今市隆二。“R”の欠片を探し求め、台湾でのファンミーティング、 二度の全国ツアー、アルバムリリース、そしてソロとしては初となる日本武道館公演など、2024年をフルスロットルで活動中。Rolling Stone Japan 制作の今市隆二スペシャルフォトブック『EASY』は、そんな今市の日常に「安らぎ」を与えてくれる存在のバイクにフォーカスしたフォトブックだ。
今市は「アーティストとしての部分は、写真集などで今までたくさん表現させてもらったんですけど、今回は今市隆二という人間のオフの部分にフォーカスをあてまして、自分の好きなバイクだったりヴィンテージアイテムをふんだんに散りばめました。今年の今市隆二の活動を『”R”OAD』と名付けていて、自分探しの旅みたいなところがありまして、好きな事や物にしっかりと向き合う時間をとりたいなと」と挨拶。
撮影は今年の夏に行われたということで「暑かったですね。ロケがメインでバイクも乗りながら撮影をしたので、本当に大変でした」とその苦労を明かしつつも、「自分だけじゃなく、スタッフのみんなと汗だくになりながら撮ったので、熱い思いが入っています」と自信をのぞかせる。フォトブックに登場した愛車・カワサキZ2については、「学生時代からの憧れ。漫画の影響でバイクが好きになりました。名車で手が届かない高価なものだったので、当時はカワサキのゼファーを乗っていましたが、大人になってある程度、稼げるようになったので憧れを実現しました。オリジナルの形を保ちながら、しっかり走るバイクにこだわっています」と語った。
お気に入りのカットは、地元の仲間たちとバイクで集合している写真。「スタジオで何気なく撮った、会話をしている自然体の写真。バイクがたくさん並んでる雰囲気とか、みんなでコスチュームを着ている感じなど、すごく好きです」と答え、仲間たちのエピソードについて、「彼らは本当に大変だったと思います。日程だけ伝えて、その日まで仕上げてこいと言って。それぞれみんなダイエットしたり、自前の一張羅の服を着たり。中には幼稚園、小学校から一緒の奴もいたり。ほとんどは中学校から学生時代に仲良かった奴なんですけど、すごくみんな緊張してましたね(笑)」と笑顔で答えた。
10年前に仕事のために一度は諦めた趣味が、今は仕事になっていることを聞かれると、「2010年に三代目 J SOUL BROTHERSとしてデビューさせてもらったのは、夢を掴んだ瞬間でもあったので、その後は一直線に突っ走る感じで本当に趣味がありませんでした。でも、デビューして10年以上経って、本業をやることだけが正解じゃないと思えた瞬間がありました。趣味の時間を作ったり、自分の好きなものに向き合うことによって、本業がさらに輝くこともある」と語った。
まだメンバーにはフォトブックを見せていないという今市。セクシーショットも掲載されているだけに「メンバーに渡すのはちょっと気まずい。バイクにフォーカスしたと言ってますけど、後半はアートな部分を取り入れたりしたので、それを言わずに渡します」と言うものの、メンバーだけでなくファンにも新しい一面が見せられるので楽しみとのこと。
フォトブックとして第二弾となった『EASY』。早くも第三弾の構想を聞かれ、「今回はバイクだったり、自分の好きなヴィンテージアイテムを撮らせてもらったので、それの延長線上のものが撮りたい。時間が経つとさらにこだわりが増すと思うので、またいつかのタイミングで披露したいと思います」と答えた。