辻村深月『傲慢と善良』待望のコミカライズ決定 『メタモルフォーゼの縁側』鶴谷香央理が漫画を担当
辻村深月のベストセラー小説『傲慢と善良』。本作のコミカライズ化が発表された。
累計93万部を突破し、2024年9月に映画化を控えている『傲慢と善良』。そんな本作のコミカライズ版が、6月20日より朝日新聞出版のWEBサイト「web TRIPPER」にて連載(毎月20日昼11時更新予定)開始される。
漫画を担当するのは2019年『このマンガがすごい!』オンナ編1位を獲得し、映画化も果たした『メタモルフォーゼの縁側』で知られる鶴谷香央理。初回は一挙3話公開される予定だ。
■作品のあらすじ
婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる――。彼女は、なぜ姿を消したのか。浮かび上がる現代社会の生きづらさの根源。圧倒的な支持を集める恋愛ミステリの傑作。
■著者プロフィール
辻村深月(原作)
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞受賞。著書に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『ハケンアニメ!』『青空と逃げる』『琥珀の夏』『闇祓』『嘘つきジェンガ』『この夏の星を見る』『あなたの言葉を』など多数。
鶴谷香央理(漫画)
富山県高岡市出身。2007年「おおきな台所」が「ちばてつや賞」準大賞に選ばれデビュー。
代表作『メタモルフォーゼの縁側』は「このマンガがすごい!2019 オンナ編」1位をはじめ様々な漫画賞を獲得し、映画化もされた。他の作品に『レミドラシソ 鶴谷香央理短編集2007-2015』『ユウと魔法のプログラミング・ノート』など。