徳川将軍家と幕閣たちが企てた闇の事件とは? 『江戸時代 謎の事件の真相』に注目

徳川将軍家と幕閣たちが企てた闇の事件とは?

 江戸時代のさまざまな事件にスポットライトを当てた書籍『江戸時代 謎の事件の真相 歴史の闇に埋もれた陰謀』が2月16日に株式会社天夢人より刊行された。

 江戸時代は徳川幕府によっておよそ300年もの長きにわたり天下泰平の世がもたらされたといわれる。しかし平和とされたその陰では、幕藩体制を揺るがす「事件」がいくつもあった。

 多くの改易事件やお家騒動、刃傷事件や幕府転覆計画をはじめ、幕府や諸藩の権力によって闇に葬られた事件も少なくない。これらの多くは闇の事件ゆえに不可解なことが多々あるという。

 本書はこうした江戸時代に起きた不可解な事件の謎解きを通して、徳川幕府はなぜ存続できたのか、江戸時代とは何だったのかを改めて見直すための一冊。さまざまな事件の裏側に隠された謎を探り、歴史の闇に埋もれた真相に迫る。

■著者プロフィール
三浦 竜(みうら りゅう)
東京生まれ。編集者を経て、執筆業に専念。以来、雑誌・書籍を中心に歴史・文化をテーマに硬軟自在の切り口で作家活動を展開。著書に『戦国武将の歴史地図』『日本史の迷宮』『「日本神話」の謎と真実』『鬼の棲む国 封印の日本史』(以上、青春出版社)、『戦国武将・闇に消されたミステリー』(PHP 研究所)、『大語源』『「方言」なるほど雑学』『日本史の「なぜ?」がスッキリわかる本』(知的生き方文庫)、『日本史をつくった刀剣50』(KAWADE夢文庫)など多数ある。その他、歴史同好会「日本歴史楽会」を立ち上げ、『変わる日本史』『江戸ものしり用語辞典』『図解 千利休99の謎』『敗者から見た日本史』『日本史 最後の謎』(以上、宝島社)などを執筆する。

■書誌情報
書名:『江戸時代 謎の事件の真相 歴史の闇に埋もれた陰謀』
仕様:四六判 240ページ
定価:1,870円(本体1,700+税10%)
発売日:2024年2月16日

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