【漫画】祖母の家に住んでいたのは家猫ならぬ家猫又? 引きこもりの妖怪を描いたWeb漫画がかわいい
――本作を制作した経緯を教えてください。
室長サオリ(以下、室長):猫耳のかわいい女の子が描きたかったのと、長生きしている猫又が引きこもりだったら面白いかなと思って描きました。
――反響はいかがでしょう?
室長:バズる前日まではそういう雰囲気でもなかったのでRTやいいねに驚きました(笑)。創作イベント参加中に動き出したみたいで5000いいねほどで喜んでいたら、友達に見せた時には1万、イベントから帰路につく頃には3万までいって「何だこれ」と(笑)。
RTやコメント欄の反応から猫耳好きの方に読んでもらえたようですね。共感できる人と繋がれて嬉しかったです。
――ストーリーはどのように考えていかれたのでしょう?
室長:まずはキャラを考えて、このキャラならこうかなとストーリーを構成していきます。本作の場合は「猫又の女の子が引きこもっている」という設定を軸に話を組み立てました。
――個人的には尻尾のシーンが印象的でしたが、作者としてお気に入りの場面は?
室長:そのシーンは気合を入れました。猫又と分かる瞬間を見てわかる構図で、女の子のおしりをちょっと目立つように描いてドキッとした感じも出せたらなと。また他の気に入っているシーンは、ご飯を食べて「同じ味だ」とホッとする時の表情です。
――描く際に気を遣ったことなどはありますか。
室長:猫又の女の子の表情ですね。「コロコロと変わる」や「可愛い」など、感情をしっかり出した表情を目指しました。
――度々モチーフにされる猫への思い入れについて教えてください。自身の飼い猫についても聞きたいです。
室長:猫は昔から好きです。でも普通の猫は喋らないので、漫画の中では一緒にお喋りできる存在として描いてきました。モデルがほぼうちの子なので、同じように漫画の猫もだんだん手足の短い子が増えましたね(笑)。
――今後の展望や挑戦したいことなどがあれば教えてください。
室長:今後も猫がでる漫画を描くと思います。今後ともよろしくお願いします。