【漫画】目を覚ますと見知らぬ部屋、ダンボールを頭に被ったロボットの正体はーーSF創作漫画『ハコのひと』の衝撃
AIやロボットというテクノロジーが身近になってきたいま、SF作品にも感情に触れる熱を帯びた物語が新たに生まれつつあるのかもしれない。7月下旬にX(旧Twitter)上に投稿された創作漫画『ハコのひと』は、そんなことを感じさせる熱量の高い作品だ。
ゲンは目を覚ますと、そこは閑散とした部屋だった。状況が飲み込めずに困惑しているゲンの前に、ダンボールを被ったハピという謎の人物が現れ「ハピはゲンの育ての親のロボットさ」という。謎を残しながら、ハピとの奇妙な共同生活が始まる。ハピは何者なのか、この世界で何が起きているのか、それらの謎が徐々に解明されていく――。
本作を手掛けたのは、“漫画を描くスイッチ”を入れてくれたのは『鬼滅の刃』だと話す作者のピクタムさん(@picta_m)。荒々しさと繊細さが混在する独特の世界観が魅力の本作がどのようにして制作されたのかなど、話を聞いた。(望月悠木)