2023.09.09 10:00 翻訳家・黒原敏行に訊く故・コーマック・マッカーシーの凄み「徹底したリアリズムによって描かれた世界は現実さえも幻影となる」 画像ギャラリー [6/12] 文・取材=すずきたけし すずきたけし黒原敏行コーマック・マッカーシー ポスト シェア ブックマーク LINEで送る 前のページ 次のページ 1980年。ヴェトナム帰還兵のモスは、メキシコ国境付近で麻薬密売人の殺戮現場に遭遇する。男たちの死体と残された莫大な現金を前に、モスは決断を迫られる。この金を持ち出せば全てが変わるだろう──モスを追って残忍な殺し屋が動き始め、その逃亡劇はさらなる"血と暴力"を呼ぶ。実直な保安官ベルは相次ぐ凄惨な事件の捜査を進めるが……。『血と暴力の国』(扶桑社ミステリー)から改題、改訂した上での再文庫化。解説は作家・佐藤究さん。 (画像 6 / 12 ) 前のページ 記事に戻る 次のページ この記事の画像一覧