【漫画】友人になるはずがなかった二人の男子高校生がなぜ意気投合? 人間関係の機微を描く『がんばれ石塚!』に共感&感動

 学生時代に何気ないキッカケでつながった友人が、一生の親友になることがある。『モーニング・ツー』(講談社)で公開されている作品で、現在SNS上でも公開されている読切漫画『がんばれ石塚!』は、意外なことから男子高校生同士の友情が育まれる様子が細やかに描かれており、人間関係の面白さを感じさせてくれる。

 人付き合いが上手くクラスには馴染んではいるものの、どこか冷めていて周囲と距離感を作っている“低温系”男子高校生の蒼井。そんな蒼井は、知る人ぞ知る歌手・柏木芽衣子の熱烈なファンという一面があり、語り合える友人がほしいと夢想していた。そんなある日、バイト先のカラオケ店に、クラスメイトだが声を聞いたこともなく、無愛想な印象の石塚がやってくる。蒼井に気づきもしない様子の石塚からオーダーを受け、部屋に食事を運ぶと、柏木芽衣子の歌を熱唱する姿があって――。

 本作を手掛けたのは、社会人になって読んだ『ブルーピリオド』(講談社)に感銘を受け、本作的に漫画制作に取り組むようになったという猫谷なぎさん(@nekoya_nagi2104)。青春のさり気ない1ページをドラマチックに切り取った本作がどのようにして描かれたのか、話を聞いた。(望月悠木)

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