【漫画】引きこもりの弟と“昇進”に悩む姉……人生が変わる「予兆」を鳥に託した読切漫画が美しすぎる

 ありふれていて、切実な日常。不意に訪れる変化や、その兆候にうまく気づくことができたら、日々は少しだけ明るいものになるかもしれない。5月上旬にツイッター上で公開された読切漫画『鳥の日』を読むと、そんな気分にさせられる。

 弟が部屋から出てこなくなって、そろそろ2年。カフェで働く姉は、新店舗のチーフという昇進の話が持ち上がるが、勤務地が遠くなり、実家で弟のサポートができなくなることに悩んでいる。そんな折、他の人には見えない「鳥」の存在に気づく姉と、その話から小学生時代の不思議な体験を思い出す弟。止まっていた人生が少しずつ動き始めるーー。

 本作を手掛けたのは、『バタフライ・ストレージ』(徳間書店)の作者でもあり、現在は新作の連載に向けて準備をしているという安堂維子里さん(@icori_a)。優しくてちょっと不思議なヒューマンドラマ『鳥の日』をどのように制作したのか、話を聞いた。(望月悠木)

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