『犬夜叉』『炎の闘球児 ドッジ弾平』『ゴルゴ13』……人気漫画の続編、主人公の”娘”が活躍する物語がトレンドに?

主人公の娘が活躍する漫画が増加

あの世界的なスナイパーにも娘が……!?

 また2022年には、90年代に圧倒的な人気を獲得した『炎の闘球児 ドッジ弾平』の続編『炎の闘球女 ドッジ弾子』がスタート。主人公は弾平の娘・弾子で、廃部になってしまった闘球部を復活させるために奮闘する熱血スポーツ漫画だ。

 連載開始時にTwitterでトレンド入りするなど多くの注目を集めた同作。『ドッジ弾平』でも描かれていた“亡き父の墓石にボールを投げる”シーンから始まるため、懐かしさを感じた読者も多かったよう。

 個性的な特徴を持つキャラクターが多く、弾子の幼馴染で弾平の親友・珍念の娘・珍子は「ひらがなで名前を呼ばないで!」とツッコむのがお約束。弾平のライバル・二階堂大河の娘である平子は父のライバルの娘である弾子に執着しており、作中では女子キャラクターにあるまじき顔芸も披露している。

 現在も連載中の伝説的漫画『ゴルゴ13』の主人公・デューク東郷にも、娘“かもしれない”存在が。スピンオフ作品『Gの遺伝子 少女ファネット』はゴルゴの遺伝子を宿すという少女が活躍する物語だ。

 ファネットは射撃の腕がオリンピック級の才色兼備な14歳の少女で、『ゴルゴ13』562話に「Gの遺伝子」が初登場。しかしファネットは作中で、4歳の頃にゴルゴの輸血を受けたことで高い知性と身体能力を手に入れたとされている。

 ただし目元など顔は似ているうえ、ファネットの実母とゴルゴには身体の関係が。ゴルゴがファネットを気にかけている様子も描かれていた。そのため読者の中では、「ゴルゴとファネットは血がつながった親子」だという説も囁かれているようだ。

 親であるキャラクターの意外な素顔を垣間見れることもある“主人公の娘が活躍する漫画”。父親顔負けの活躍を見せる少女たちの物語をぜひチェックしてみては?

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