『「スーパーマリオブラザーズ」の音楽革命』発売決定 日本語版はミュージシャン・KenKenが解説

『「スーパーマリオブラザーズ」の音楽革命』

 『「スーパーマリオブラザーズ」の音楽革命 近藤浩治の音楽的冒険の技法と背景』 が7月7日に株式会社ディスクユニオンより発売される。

 本書はクラシック関連の学術論文を多数手がけたアンドリュー・シャルトマンが「スーパーマリオブラザーズ」の音楽を解説する、マリオシリーズ初の音楽に関する論考本。「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」などの作曲家としてゲーム・サウンドトラックの歴史を変えた近藤浩治の作曲術に迫る。また日本語版解説はゲーマーとしても知られるミュージシャンのKenKenが務める。

■近藤浩治
任天堂のゲーム音楽作曲家。愛知県名古屋市出身。
大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科卒業後、1984年4月に任天堂に入社。
任天堂の音楽専門スタッフとして初めて採用。
「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」などの作曲家として、世界的にも有名。
もちろん4/28日本公開の映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のサントラにもクレジットされている。
ゲーム音楽を芸術に昇華した作曲家のひとり。

■著者
・アンドリュー・シャルトマン(Andrew Schartmann)
マギル大学とイェール大学で音楽の学位を取得。著書に『Maestro Mario』。
「DSCH Journa(l ドミートリイ・ショスタコーヴィチについての専門誌)」のエディターを務める。
クラシック関連の学術論文多数。
・KenKen(けんけん)
ミュージシャン。ファミコンと同じ1985年生まれ。
「ファミ通」でゲームの連載を7年務めた経験あり。
唯一にして最大の趣味と語るほどのゲーム好き。

■訳者
・樋口武志( ひぐち・たけし)
1985年福岡生まれ。訳書に『ウェス・アンダーソンの風景』(DU BOOKS)
『THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)』(英治出版)、
共訳書に『ノー・ディレクション・ホーム ボブ・ディランの日々と音楽』(ポプラ社)など。

■書誌情報
『「スーパーマリオブラザーズ」の音楽革命 近藤浩治の音楽的冒険の技法と背景』
アンドリュー・シャルトマン[著]
樋口武志 [訳]
KenKen[解説]
B6/並製/200頁(予定)
予価:本体2,500円+税
ISBN:978-4-86647-204-1
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK358

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