『JOJO』岸辺露伴だけじゃない……初登場時とはまるで違う別人級のキャラクター

『JOJO』初登場とはまるで別人キャラ

頭身が激変してしまった奇妙なキャラクターたち

 『ジョジョの奇妙な冒険』では、見た目が大きく変わるキャラクターも。その代表と言えるのが、第6部のナルシソ・アナスイだろう。初登場時は顔も体つきも女性的で、胸元の膨らみもあったため、読者の多くが性別を勘違いしてしまった。

 しかし再登場した際に、その性別が男性だと明言されることに。体つきが打って変わって筋肉質となり、服装も変わっている。ちなみにアニメ版では最初から男性として描かれているため、原作ほどのギャップはなくなっている。  見た目でいえば、等身の変化も見どころかもしれない。第4部では、敵キャラクターたちの身長が激減するという現象が多発したのだ。  たとえば、スタンド能力「サーフィス」を操る間田敏和。8頭身はありそうなスタイルのいい不良少年だったが、気づけば広瀬康一と変わらないほどの身長になっており、最終的には4頭身程度に収まった。

 また、強面のゆすり屋・小林玉美にも同じ現象が起きており、最初は康一よりも圧倒的に身長が高かったはずが、いつの間にか同じくらいのサイズ感になっている。  

 その一方で第7部のファニー・ヴァレンタインに関しては、等身が高くなるという真逆の変化が発生。初登場時はぽっちゃりとした体つきで、5頭身ほどの見た目だったが、その後みるみるスタイルがよくなり、最終的にはスリムな8頭身になっている。  

 中身も見た目も奇妙としか言いようがないキャラクターたち。その変化を楽しむのも、『ジョジョの奇妙な冒険』の醍醐味かもしれない。

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