絵本作家・荒井良二著『ねこのゆめ』発売へ 期間限定で全文試し読みも

荒井良二著『ねこのゆめ』6月26日発売

 絵本作家・荒井良二によるはじめての単著『ねこのゆめ』が、2023年6月26日にNHK出版より発売される。ゆめ見るねこたちのさまざまな「未来」を、自身も無類のねこ好きの荒井が温もりあふれる絵と心地よい言葉で紡いだ絵本作品。5月18日よりNetGalleyにて全文試し読みすることができる。

 本書では家ねこや街ねこなど、個性豊かで愛らしいねこたちが登場する。一度も家から出たことがないねこ、公園で過ごしているねこ、大海原に思いを馳せるねこ。ねこたちが思い思いに心に抱く、行きたい場所や会いたい人、なりたい自分……。そんな希望や憧れを「夢見ること」を通して、自由に未来を想像したり、イメージを膨らませたりすることの楽しさが詰まった1冊となっている。

 荒井良二が自由に想像したねこたちの日常や生きざまから、とてもピュアな「夢」の存在に触れられるはず。子どもはもちろん大人の心にも響く、やさしさに満ちた物語。荒井のファンだけでなく、動物好きのお子さんや、ねこ好きの方も手に取ってみてはいかがだろうか。

■あらすじ
大きな家に住んでいるねこのユメ。ユメはいつもゆめみてる。まだ出たことのない街の景色や出会う仲間たちを想像して。街ねこたちもそれぞれゆめみてる。行ったことのない道の先、海や空の向こうの世界をゆめみてる。あたたかいなにかの、あたたかいだれかの……。そのむこうにはなにがある?

■「NetGalley」で“すぐ読み”公開スタート
『ねこのゆめ』作品ページ:http://netgal.ly/8x3Cjl

※「NetGalley」(ネットギャリー)とは、出版社が提供する発売前の作品をデジタルデータで読めるサービスです。ご利用には会員登録が必要です。

■展覧会情報
「newborn 荒井良二 いつもしらないところへたびするきぶんだった」
・横須賀美術館
会期:2023年7月1日(土)~9月3日(日)
https://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2023/20230701-771.html

・千葉市美術館
会期:2023年10月4日(水)~12月17日(日)
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/23-10-4-12-17/

※ほか巡回予定あり

■著者紹介
荒井 良二(あらい・りょうじ)
1956年山形県生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。1999年に『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童文学図書展特別賞を受賞、2005 年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、国内外で数々の絵本賞を受賞。さまざまなアート活動やワークショップを通じて多くの人を魅了する、日本を代表する絵本作家の一人。『きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ』『チロルくんのりんごの木』『ねむりひめ』『ぼくらのエコー』(NHK出版)ほか著書多数。

■商品情報
『ねこのゆめ』
書名:ねこのゆめ
絵/文:荒井良二
出版社:NHK出版
発売日:2023年6月26日
定価:1,760円(税込)
仕様:A4変型判上製
ページ数:32ページ
ISBN:978-4-14-036145-0
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/414036145X
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17502190/
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13929150
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000361452023.html※6月26日公開

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