「羽田空港」貴重な写真・新資料満載の写真集 約1万点の秘蔵写真から約800点を厳選
羽田空港に保管されていた約1万点の秘蔵写真から約800点を選定した羽田空港の写真集『羽田空港アーカイブ 1931-2023』(徳間書店)を5月1日(月)に発売した。
羽田空港1931年8月25日開港の日本の空を代表する空港である羽田空港。首都東京の空の玄関口としてだけでなく、東京オリンピック、ビートルズ来日、そのほか海外と日本をつなぐ場所として、歴史的な舞台となってきた。
本書は羽田空港のアーカイブから新たに見つかった数万枚の記録写真から、その歴史を辿るべく約800枚の写真を収録。掲載写真の多くはかつてあった羽田空港旅客ターミナルの運営会社の写真部が広報誌、パンフレットやしおりなどの制作、羽田空港の見学ツアーなどの記念撮影サービスで撮りためていた秘蔵写真で、その多くが初公開となる。
誰もが知る歴史的シーン、空港拡張やターミナルビル建設の裏側、そしてニュースとは関係のない普通の1日……。ジャンルや撮影日、歴史的な価値も異なるが、いずれも羽田空港の日常を切り取った1枚。日本の高度成長期とともに発展を遂げてきた"羽田空港”の移り変わりを、写真でつづられた一冊となっている。
特別収録として、昭和30年発行の「東京国際空港」パンフレットやガイド、リーフレットを全ページ掲載。ターミナルビルオープン直後の空港の模様や当時の羽田空港の見学券、ポストカード、しおりなども掲載。航空ファンや空港ファンだけでなくても、十分楽しめる一冊だ。
■監修略歴
羽田航空宇宙科学館推進会議
開港以来90余年の歴史を有し民間航空発祥の地である羽田に航空宇宙科学館をつくることを目的に、1987年(昭和62年)発足の「ジェット旅客機(JA8001富士号)保存世話人会」を母体とした航空関係者や航空ファンを会員とする団体。2010年(平成22年)からはNPO法人として科学館設立の推進運動を進める。活動内容は、羽田をテーマとした写真や史料を収集・展示する「羽田航空博物館展」、羽田と航空に関するさまざまな記事を掲載する会報「羽田の青い空」の年4回編集発行、子どもから大人まで幅広い世代に航空機の魅力を伝える「電動ヒコーキフライト体験会」や「こども紙飛行機教室」、そして日本が誇る国産旅客機YS-11量産第一号機を所蔵する科博廣澤航空博物館との協力、実際の機体や航空関連資料を収集し保管展示するプロジェクトなど、バーチャル・ミュージアムを含め科学館設立のため多角的なアプローチを行っている。初代会長は精神科医・作家の斎藤茂太氏。
■ 「羽田空港アーカイブ写真集」掲載の写真展を羽田空港第1ターミナルで開催決定!
「The History of HANEDA / 羽田空港が、見てきた風景。」
1931 年の開港から92 年もの間、変化を遂げながら現在に至るまでさまざまな“風景” を見てきた羽田空港の歴史が貴重な写真やグッズとともに蘇る。また、会場では羽田空港限定グッズも販売。
期間 2023 年5 月1 日(月)~8 月31 日(木)
運営時間 10:00~17:00 / 入場無料
※状況により運営時間は変更となる場合がございます。
会 場 羽田空港第1 ターミナル 5 階 特設会場
主 催 日本空港ビルデング株式会社
特別協力 株式会社徳間書店、特定非営利活動法人羽田航空宇宙科学館推進会議
■書誌情報
タイトル:羽田空港アーカイブ 1931ー2023
著者:徳間書店 編集 羽田航空宇宙科学館推進会議 監修
定価:3850円(税込)
判型:A4判
ページ数:240ページ
発売:2023年5月1日(月)
ISBN:978-4-19-865611-9
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b625535.html
【Amazon】 https://www.amazon.co.jp/dp/4198656118