『マツコの知らない世界』出演の“駄菓子屋ハンター”による新刊 全国29軒の特色ある駄菓子屋を掲載

全国29軒の特色ある駄菓子屋を紹介

 『マツコの知らない世界』に出演して話題となった“駄菓子屋ハンター”が、駄菓子屋文化を徹底解説した書籍『全国駄菓子屋探訪』(トゥーヴァージンズ)が、1月26日(木)に刊行された。

 子どもたちにとってのサードプレイス。大人たちの思い出の場。北海道から沖縄まで、創業100年以上の老舗から令和のニューカマーまで、古今東西29軒の駄菓子屋にインタビュー。駄菓子の源流・メーカー、流通の要・卸問屋、歴史から未来の展望に至るまで駄菓子屋文化を完全網羅。

 全国各地の駄菓子屋を巡り、TBSテレビ『マツコの知らない世界』にも出演した駄菓子屋ハンター・土橋真が監修。コラムでは土橋自身の駄菓子屋の原体験をはじめ、駄菓子メーカーや、あまり日の目を見ることのなかった駄菓子問屋を取材。全国のローカル駄菓子の紹介や、現在の駄菓子研究の礎を築いた石橋幸作についても取り上げ、過去から現在、未来に至るまで駄菓子屋文化を詳細解説している。

 駄菓子メシが楽しめる駄菓子屋、レトロゲームが今でも遊べる駄菓子屋、自動販売機ならぬ“手動”販売機だけの駄菓子屋、巨大なカールおじさんがお出迎えする石垣島の駄菓子屋、大人の飲食代が子どもへの寄付になる駄菓子屋、敷地面積18,000㎡を誇る駄菓子屋……。駄菓子屋と一口に言っても、その歴史や営業形態はさまざま。全国各地の駄菓子屋にインタビューし、店主の思いと地域の子どもたちとのつながりが紹介されている。

監修者プロフィール

土橋 真(どばし まこと)
駄菓子屋文化研究家。生まれも育ちも東京浅草。1980年代、多感な少年時代を下町の本場で揉まれ、オラが駄菓子屋「ババヤ」や、他校区の駄菓子屋での様々な経験を通じ、良いこと悪いこと含め多くを学んだ後、駄菓子屋通いを無事に卒業。長じて2011年。ある日、偶然見つけた小さな駄菓子屋で、子どもの頃には気づかなかった素晴らしき役割に感動し、駄菓子屋通いを再開する。耳目を頼りに足で稼ぐアナログスタイルで駄菓子屋を探しあて、店主から話を聞き、まとめたブログ『大切なことはすべて駄菓子屋が教えてくれた』で、現代駄菓子屋事情を活き活きと描く。会社員として働きながら、『マツコの知らない世界』や『日本経済新聞文化欄』など多数のメディアに出演し、駄菓子屋文化の今を鮮やかに発信中。
【Twitter】https://twitter.com/dagashiyaro

書籍情報

『全国駄菓子屋探訪』
監修:土橋 真(どばし まこと)
判型:A5判(210×148×14mm)/並製
頁数:192頁
定価:2,090円(本体1,900円+税)
発売日:2023年1月26日(木)
発行:株式会社トゥーヴァージンズ
ISBN:978-4-910352-39-8 *発売日は地域によって異なることがあります

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