『ONE PIECE FILM RED』“私は最強”なウタの自作フィギュアが圧巻 製作動画がヒット中
ホビー系の人気YouTubeチャンネル「ええやんEEYAN」にて、大ヒットを記録しているアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』の登場人物/ヒロインである、「ウタ」の自作フィギュアを製作する動画が公開され、ファンの注目を集めている。
「ええやんEEYAN」のチャンネル概要には「ONE PIECEを立体化させるチャンネル」と書かれており、実際にこれまで同作のフィギュアを多く製作してきた。原作者の尾田栄一郎も認知しており、コミックス98巻にて紹介された経緯もあって、チャンネル登録者数は9月25日現在、34万人を超える。
今回モチーフとなったウタは、『ONE PIECE FILM RED』のオリジナルキャラであり、「ウタウタの実」の能力者で、世界の歌姫との異名をとる。映画の公開前から“シャンクスの娘”という情報がファンの間を駆け巡り、本編の理解にも大きく影響するキャラクターとして、話題になっていた。
詳しくは実際に動画を確認していただきたいところだが、自らラフイラストを描き、その上で粘土で造形していく様子がつぶさに収められている。ウタの生き生きとした表情から、服のシワひとつに至るまで細やかに表現されており、視聴者が「公式で販売してほしい」とコメントするのも納得のクオリティに仕上がっていく。
圧巻なのは、背景の作り込みだ。動画タイトルに『ウタウタの実の能力を使う「私は最強」なウタ』とあるように、五線譜と色とりどりの音符をウタの周囲に配置し、華やかで迫力のあるビジュアルに仕上げている。950万再生の大ヒットとなっている「”ゴムゴムの業火拳銃"を使うルフィ」をモチーフとしたフィギュア製作動画でも炎の表現に驚かされたが、人物の造形だけでなく、小物や背景の処理にも、クリエイターのセンスがよく表れている。
YouTube上では、日々漫画やアニメの人気キャラクター、名シーンがフィギュア化されているが、『ONE PIECE』はそのなかでも注目度が高く、多くのクリエイターが挑戦するタイトルになっている。原作が“最終章”に突入し、ドラマも加速するなかで、今後はどんなキャラクターが注目を集め、どんなフィギュアが誕生するのか。楽しみに待ちたい。
■参考動画 https://www.youtube.com/watch?v=FOZGbzO5dgE