LINEマンガ連載中『ロア・オリンポス』が米国アイズナー賞を受賞 webtoon作品は史上初!
LINEマンガ連載中の漫画『ロア・オリンポス』が22日に米国アイズナー賞「最優秀webコミック賞」を受賞した。縦スクロール形式のデジタルコミック・webtoon作品の受賞は史上初となる。
「ウィル・アイズナー コミックインダストリーアワード(The Will Eisner Comic Industry Awards、以下アイズナー賞)」は、巨匠ウィル・アイズナー(Will Eisner)氏の名前を取って1988年に誕生した米国を代表するマンガ賞。米国で最も権威あるマンガ賞とされ、マンガ界のアカデミー賞とも言われている。過去1年間に発表・連載された国内外のマンガ作品とクリエイターの中から部門別に候補が選定され、米国最大のエンタテインメントフェスティバル「コミコン・インターナショナル(Comic-Con International)」内で受賞者が発表される。
ベストwebコミック部門では、最優秀賞を受賞した『ロア・オリンポス』の他にも、「LINEマンガ」が所属する「WEBTOON Worldwide Service」と「DC」とのコラボレーションwebtoon作品『Batman: Wayne Family Adventures』も候補に選ばれていた。 『ロア・オリンポス』は、ニュージーランド出身のレイチェル・スマイスの手がける、世界的な人気作品。ギリシャ神話の、冥界の王ハデスと女神ペルセポネの話を現代的に再解釈したロマンスファンタジー作品で、2018年の連載開始から現在までの累計閲覧数は12億回を超えている。「LINEマンガ」では2020年12月29日から日本語版を連載。昨年10月に米国「2021 The Harvey Awards」の最高デジタル図書部門を受賞、12月には単行本がニューヨーク・タイムズ紙上で月間ベストセラーランキングのGraphic Books and Manga部門において1位になるなど、高い評価を受けていた。
作者のレイチェル・スマイスは、授賞式で次のようにコメントした。
「この素晴らしい賞をいただいた最初のwebtoon作家であることを光栄に思います。『ロア・オリンポス』を愛してくださっている全世界のファンに感謝します。私の人生を変えたこの作品を、“WEBTOON Worldwide Service”にいらっしゃる世界中の読者たちと共有できていることを、とても誇らしく思います。」
WEBTOON Worldwide Serviceについて
全世界に向け10カ国語でサービス展開する、電子コミックを中心としたプラットフォームの連合体。代表的なプラットフォームは、「LINEマンガ」(日本/LINE Digital Frontier株式会社)、「WEBTOON」(北中南米・欧州/WEBTOON Entertainment Inc.)、「NAVER WEBTOON」(韓国/NAVER WEBTOON Ltd.)、「LINE WEBTOON」(東南アジア)など。各プラットフォームを合算した月間利用者数(MAU)は8,200万、累計ダウンロード数は2億超、ひと月の流通額は100億円を超え、同市場で圧倒的な世界1位の規模を誇る。
webtoon作品『ロア・オリンポス』について
作者:Rachel Smythe(レイチェル・スマイス)
更新:毎週火曜日
ジャンル:恋愛
URL:https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0000989
内容:ハデスとペルセポネの大人なロマンス!