星野源、最近ハマっている漫画を熱弁 『SPY×FAMILY』から『チ。』まで

星野源、ハマっている漫画を語る

 星野源が自身のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(2021年7月13日/ニッポン放送)の中で、最近読んだ漫画作品を紹介した。

 「『こんな漫画を読んでいます』みたいな話ってしていないなと思って」と切り出した星野は、最近読んだ作品としてまず『SPY×FAMILY』を挙げた。

遠藤達哉『SPY×FAMILY』1巻(ジャンプコミックス)
遠藤達哉『SPY×FAMILY』1巻(ジャンプコミックス)

 『SPY×FAMILY』は、「少年ジャンプ+」(集英社)にて配信されている漫画で、アニメ化や映画化などのメディアミックスがされていないのにもかかわらずコミックス版の累計発行部数が1,000万部を超えた大人気作品だ。

 「凄腕のスパイが〈潜入捜査のために家族を作れ〉と言われてニセの家族を作るというお話」とネタバレにならないよう注意しながらあらすじを説明し、「最近、漫画からちょっと離れていたんですが、漫画っていいですね」「スパイって自分の身近にはないものだし、舞台となる国も違うけれども、その世界、本の中にグイーンと入るみたいな感じがあってすごく楽しくて」と久々に漫画を読む楽しさを思い出した様子。

 さらに「これは電子書籍で買って、iPadで読んでいるんですけども……」と紹介した作品は、『チ。ー地球の運動についてー』。本作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中で、タイトルにある通り“地動説”を軸に語られる、人間と自然科学の進歩を描いたスケールの大きな作品だ。

魚豊『チ。―地球の運動について―』1巻(BIG SPIRITS COMICS)
魚豊『チ。―地球の運動について―』1巻(BIG SPIRITS COMICS)

 「タイトルで気になって読んだんだけど、1巻を読み終わった瞬間すごくなかった?」と同じく読んだと言うスタッフに問いかけた。

 「感動っていうのが、『涙が出る』とか『いい話だ』とかじゃなくて、衝撃というか……自分のいろいろが動かされるような。ちょっとこの感動は久々でした。『ヒストリエ』を読んだ時に感じたガーンという感動に近いかな。何度も言うけども、それは「泣ける」とかじゃないですからね。心が動くっていうこと。読んでない方はぜひ」とリスナーにも勧めた。

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