劇団EXILE 佐藤寛太「愛されて育ってきたと実感」 パーソナルブック『NEXT BREAK』完成にしみじみ

佐藤寛太「愛されて育ってきたと実感」

 劇団EXILEの佐藤寛太が、6月16日に東京・HMV&BOOKS SHIBUYAでパーソナルブック『NEXT BREAK』の発売を記念した取材会を行った。

 佐藤は、現在放送中の『シェフは名探偵』(テレビ東京系列ドラマプレミア23)や7月スタートの『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(TBS系列日曜劇場)などの話題作にも出演。ドラマだけでなく、舞台にも出演するなど幅広く活躍中だ。

 『NEXT BREAK』には、カメラマンとして親友の俳優・北村匠海をはじめ、アーティストのジャケット写真など多方面で活躍する写真家4名を起用。さまざまな表情を切り取っている。なかには“年上女性に養われているクズヒモ男”など、ファン投票で人気だった設定5役を演じた「私のカレ」、なぜか特殊メイクやお笑いに挑戦した7つの修業コーナーなども収録。1冊の中で多種多様な佐藤を堪能できる内容となった。

 佐藤は、写真集を完成させた感想について、「4人のカメラマンさんに録ってもらって、自分でも気づかない表情を撮ってもらえた。周りの方々に愛されてできた作品です」とコメント。

 カメラマンのひとりである北村匠海との撮影については「匠海とは海や山で撮影しました。役者として共演したことはありますが、今回は被写体とカメラマンだから、プライベートで会う時とは違う感じでした」と回想しつつ、「自分ってこんなに良い顔しているんだと。カメラマンさんが違えばこんなに違うと発見があった」と語る。

 北村との関係について質問が及ぶと「あまりライバル意識はないですね。匠海が良い作品に出ても、人は人、自分は自分。そもそも映画やドラマを見るのが好きなので、皆さんの活躍を見て背伸びをする様なことはありません。友達と飲みながらでも『あの作品どうだった?』と気兼ねなく話して、嫌な雰囲気になることもない」と答えた。

 さらに北村が出来上がりの写真を見て、予定になかったキャプション文を提供してくれたと話しつつ「匠海は同業者という枠ではなく、お互いに繋がっている意識があります。撮影も朝から日没まで手伝ってくれたので、今回は彼の優しさを感じて涙が出る想いでした」としみじみ。

 本作のタイトルについては「デビューして7年目なのですが、ずっと『NEXT BREAK』と言われているんです。苗字みたいなものなので、これからは自分で名乗っていこうと思いました」と由来を明かした。出来栄えについては「1000点じゃないですかね。製作してくださった感謝しかない」と話す。

 また佐藤は本日が誕生日。サプライズでケーキが用意されると「これまでと変わらず楽しいと思うをやっていきたい。大人になった実感が1ミリもないですね(笑)」と照れつつ抱負を述べた。

 今後の展望は、仕事面で「劇団EXILEのグループ全員での稼働をしていきたい。個人の仕事もおのおの頑張っていきたい」、プライベートでは「長い旅をしたいという頑張応が昔からあるので20代のうちにヨーロッパ大陸縦断」だという。

 最後に佐藤は「これまで7年間、周りの方々に愛されて育ってきたと実感する1冊になりました。ひとりの人間が分かる読み物として楽しめると思います」と書籍を踏まえてメッセージを送った。

■書籍情報
佐藤寛太パーソナルブック
『NEXT BREAK』
発売日:2021年6月16日(水)
価格:3,080円(税込)
出版:ワニブックス

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